海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

バルセロナのサンタ・マリア・デル・ピ教会

カフェの後、まだ空港に行くまでに少し時間があったので、サンタ・マリア・デル・ピ教会に行ってみました。ここは、ゴシック地区のピ広場のすぐ近くにある教会です。
入場料は4.5€でした。夜はコンサートなどをやっていることもあるようです。

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こちらの教会は、サンタ・マリア・ダル・マル教会ほど有名ではありませんが、バルセロナを代表する歴史ある教会の一つです。14世紀に建てられましたが、1936年の火災によって大打撃をうけ、その後修復されたそうです。

さっそく中に入ってみます。
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この教会は、カタルーニャゴシック建築の様式で建てられています。
両脇には小部屋のチャペルが配置され、奥に聖壇があり、典型的な教会の造りになっています。
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チャペルの中には、それぞれ聖人や、イエス、マリア像などの偶像があります。
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二階部分のステンドグラスはとても美しいです。このステンドグラスは、火事で焼失した後、1969年にマサーナ美術学校の学生であったポー・マチアによって完成しました。
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上部のバラ窓も美しいです。
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チャペルの中を眺めながら進みます。
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ちょっと光が反射してしまっていますが、パイプオルガンとステンドグラスのコンビネーション、とても綺麗です。

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正面の祭壇はドーム状になっていて、ステンドグラスから光が差し込んでいます。

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奥には、この教会の秘宝を展示した博物館があり、古くから教会に伝わる儀式用の十字架や聖杯、聖冠などを見ることができます。
こちらは19世紀のもの。
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こちらはCustodiaといわれる聖体顕示台だそうです。カトリック教会で行われる儀式の際に使われるもの。
豪華ですね。
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こちらは別の形をしたCustodia(聖体顕示台)です。
いろいろな種類があるんですね。これは15,16世紀のものです。

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聖母マリアと幼子イエスの宗教画
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スペイン各州の旗を持って制服を着た人形のミニチュアもありました(笑
なんか可愛いですね。
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ゴシック地区に行ったら、立ち寄ってみてください。

 

バルセロナ、ゴシック地区で見つけたメルヘンカフェ

さらにゴシック地区をぶらぶらしてると、とても可愛らしいカフェを発見!!
ウインドウから美味しそうなケーキが見えていたので、さっそく入ってみることにしました。『Caelum』という名前のお店です。

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中に入ると、たくさんのケーキが並んでいます。うーん、美味しそう!!

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どれにしようか迷っちゃいますねー。
リンゴのタルトのようなものを選んで、カフェの店員さんに伝えて、あとはカプチーノを注文しました。

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お店の中がメルヘンチックでとても可愛らしいです。

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窓の近くに座ると、通りを歩いている人が美味しそうなケーキを食べいるなーという感じで覗いてきます(笑

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きたー!
カプチーノとリンゴのタルト。ケーキは5€でした。
美味しかったですよー。

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 ゴシック地区の散歩に疲れた時には、立ち寄ってみてください。

www.tripadvisor.jp

 

最終日はゴシック地区の朝散歩

最終日の朝は、時間が少しあったので、夕方散歩をしたゴシック地区をもう一度訪れてみました。

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サンタ・エウラリア大聖堂の尖塔部分に朝日が当たっていて、すがすがしいですね。
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朝だというのに、もうかなりの数の観光客が訪れていました。
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ゴシック地区の地図です。
まだ見ていないたくさんの見どころがありますが、迷路のように入り組んでいるので、目的地に設定しても、見つけられないことがあります(笑
それもまた楽しいですが。
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迷路のような道。
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建物の壁には、こんな絵のデザインもあったり。
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夕方散歩の時に見たビスベ橋。

朝見ると、また印象が変わりますね。
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そして、こちら。
バルセロナが地元の友人から教えてもらった場所でしたが、なかなか探せず、この日やっと探し出しました。
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それがこちら。
バルセロナにあるアウグストゥスの神殿です。
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そんなに大きくはありませんが、入場は無料なので、ゴシック地区を散歩される際には、行ってみるといいかもしれません。ただし、とても見つけにくいのが玉に瑕です。
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ジャーン!!
バルセロナの町中に、こんなローマ時代の遺跡が残っているんですね。
感激です。
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紀元前1世紀から4世紀の後にかけて建設されたそうです。ローマ帝国崩壊後も、この門は保護され、そして11世紀には、奇跡の門と呼ばれていたそうです。
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休日のバルセロナぶらぶら歩き

バルセロナの町は、ぶらぶら歩きが本当に楽しいです。
この日は、グラン・ビア・デ・レス・コルツ・カタラネス通りをUrgell駅からUniversitat駅方面に歩きます。
通りの左右には、クラシックな雰囲気のビルがたくさんあるので、見ていて飽きません。二階の大きな出窓部分がお洒落ですよね。

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こちらのデザインも素敵ですね。
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こちらがバルセロナ大学。
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途中にあったParroquia de Sant Pere Nolasc Mercedairs教会。
観光客はほとんどいない地元の教会です。
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教会の中はシンプルな造りでした。

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その後、Institut d'Estudis Catalansに行ってみました。
ここは、カタラン文化の総合施設であるカタランセンターですが、入場無料で一般公開されています。
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センター内は歴史的な建物や、中世時代の病院、緑地帯などになっていて、ぶらぶら歩きにはおススメの場所です。
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建物の中に入れるところもあります。
アラビア風のモザイクが印象的な廊下。

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キリスト教のタイル画。

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建物の窓枠もデザインも歴史を感じさせます。
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このカタラン・センター内にあるバー。
とても雰囲気が良いので、ここで一休みすることにしました。
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スペイン産のちょっと変わった赤いビールを飲んでみました。
味は普通ですが、色が綺麗です。
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日が落ちると、さらにライトアップされて雰囲気が良くなります。
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こんな感じ。
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のんびりと街歩きで半日過ごすのも、楽しい休日の過ごし方です。
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バルセロナっ子の休日はベルムット♪

翌日は日曜日。
ゆっくり朝寝坊を楽しんだ後、友人のお勧めのベルムット(Vermouth)を楽しみにやってきました。

ベルムット(日本語ではベルモットとも呼ばれるみたいです)は、酒精強化したワインに薬草やスパイスなどを漬け込み加糖したワインリカーで、普通のワインよりもアルコール度が強いです。
ベルムットは消化を助け、二日酔いの薬になることから、スペインでは一般に食前酒として飲まれます。

そして、最近では、休日の朝のブランチの前に、親しい友人や家族で、軽くアペリティフとしてベルムットを楽しむベルムットバーがバルセロナっ子の間で人気だとか。

サン・アントニ市場の近くにあるパルラメント通りの辺りが、最近人気のベルムットバーがたくさんあるというので、楽しみにやってきました。

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確かに人がいっぱいです!外のテラス席でみんなビールやワイン、ベルムットを朝から楽しんでいます!!
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私たちは、こちらの『El diamic de BCN』というバーにやってきました。
休日朝のベルムットは、やはり店内ではなく、陽の当たるテラス席で楽しみたいと思う人が多いため、どこもテラス席はいっぱいでしたが、ここはまだ少し空きがありました。
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ベルムット 2.25ユーロの看板も出ています。
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ベルムットは白ワインベースと赤ワインベースの二種類ありましたが、味見をさせてもらい、白の方が飲みやすかったので、白を注文。
美味しー。甘くてスパイスが効いているので、あまりワインっぽくはありません。
ポルト酒のような感じですね。
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もちろんおつまみも注文。
イワシの酢漬けは、バルセロナの人気メニュー。日本の酢イワシに近くて、懐かしい味です。
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こちらはポテトの上にクリーミーなカマンベール風のチーズをどーんとのせ、さらに上からドライトマトをのせてオーブンで焼いたもの。
結局、ベルムット2杯とこのたっぷりめのおつまみでお腹いっぱいのブランチになりました。

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さらに家に帰ってから、友達が生ハムとメロンの盛り合わせを作ってくれました。
このメロン、すごく大きいですよね。
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食の都、バルセロナでベルムットを飲む!
楽しい発見でした~。

 

ゴシック地区のタパスレストラン『Set de Born』

今日は、よく歩いたのでお腹が空きました(笑
ゴシック地区にある友人のお勧めのタパスレストランにやってきました。
スペインの夕食は遅いのが普通で10時頃がピーク。
この日、私たちがきたのは8時半ごろだったので、まだ空いていました。

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壁にはズラリとイベリコ豚が並びます。美味しそう~!
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こちらのタパスは、ピンチョスだけでなく、小皿(というか普通に大皿でしたけど)の料理を2、3人で分け合って、ワイワイ食べるタイプ。
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まずは、ワインで乾杯です!

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イベリコ豚のハモン。脂がとろけていて、深みのある味わい。美味しいー。
ワインが進みます(笑

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さらにこちら。名前はロシアン・サラダ。
なぜロシアなのかはわかりませんが、これが絶品。
マヨネーズで和えたポテトのマセドニア風サラダの上に焼きパプリカ、バジル、そしてオリーブオイルがたっぷりかかっています。量もたっぷり。
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おなじみ、パン・コン・トマト。バゲットにニンニクとトマトをこすりつけて、カリカリに焼いたもの。ニンニクの風味が食欲をそそりますね。
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こちらは名前を忘れてしまいましたが、ポテトの上にたっぷりのスペイン産のチーズ、生クリーム、ニンニクをかけて焼いたもの。チーズがトロトロで、これも美味しい!
ワインも二人で1本空けちゃいました(笑
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美味しかった~。
帰り道もぶらぶら散歩が楽しいです。ゴシック地区、おすすめです!

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バルセロナ ゴシック地区の夕方散歩

グエル邸の見学を終え、午後6時です。スペインはすでにサマータイムなので、夜8時頃まで日が長いです。ディナーまではまだ時間があったので、ゴシック地区をぶらぶら散歩をすることにしました。

ゴシック地区にはこのような小径が入り組んでいて、迷路のようになっています。

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バルセロナ名物のチョコレートがけチュロス
店の前に置かれたチョコレートのフォンデュのディスプレイ。
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バルセロナサンタ・エウラリア大聖堂の前の広場では、カップグロスという頭の大きい人形を被った人たちがダンスをしていました。このカップグロスは、以前にテレビ番組で見たことがありましたが、実際に見たのははじめてです。
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女の人や男の人のいろいろな人形がありました。またこの辺りのお店では、このカップグロスの頭を店頭に展示したりしていました。
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サンタ・エウラリア大聖堂前には、人々が集まっていました。
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この日は普通の土曜日。特にお祭りというわけではなかったのですが、地元の人が集まって輪になって踊っていました。地元の小楽団による音楽演奏も行われていました。
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ここは、ゴシック地区の大聖堂の近くにあるガリーガとバッハ広場(Placa de Garriga i Bachs)です。ここはスペイン独立戦争時の殉国者の記念碑があります。ここにある5人のブロンズ像は、1929~1930年にカタルーニャの彫刻家、ホセ・リモーナによって作られました。
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ゴシック地区は、迷路のように入り組んでいますが、こういう道を歩くのがまた楽しい。
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バロック様式のサン・フェリペ・ネリ教会
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教会前の広場にある噴水の周りには、地元の人だけでなく、観光客もたくさん。
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こちらはゴシック地区にある『La Caixa de fang』というカラフルで可愛いお皿を扱っている雑貨屋さん。
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バルセロナの特産であるカラフルなスペイン陶器がズラリと並ぶ。
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こちらはさらに細かい図柄のデザイン。素敵ですね。
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こちらは、ゴシック地区のビスベ橋。美しいデザインなので、有名な写真撮影スポットの一つ。
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ゴシック地区の迷路に迷ってしまったら、サン・ジャウマ広場に出るとわかりやすいです。ここは、バルセロナ市庁舎とカタルーニャ自治州庁舎が向かい合って建っている広場なんです。こちらはバルセロナ市庁舎側。
カタルーニャ自治州庁舎の写真は撮り忘れました(笑
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だいぶ暗くなってきました。
ここも雰囲気のある場所。とくに夜はライトアップがされていて美しい場所、『王の広場』です。小さな広場を囲むようにしてゴシック様式の建物が建てられているのは、レアール・マジョール宮殿だそうです。
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古い中世の時代の建物がこうして残っているって素敵ですね。
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さて、この後は、ゴシック地区にあるタパスバーにディナーに行きます。