海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

サグパニール、ほうれん草とパニールのカレー

インド料理シリーズ!というほどではないんですが、最近、インド料理に少しはまっています。以前にシンガポールで買ってきたスパイスがまだまだたくさんあるので、たっぷり使えるのです(笑

とはいえ、インド料理って美味しいけど、けっこう手間がかかりますよね。
カレーも煮込むのに時間がかかるし、ナンを手作りするともっと大変。
前回のサモサは、皮は手抜きしちゃいましたが、皮も作ったらもっと大変です。
でも手間をかけた分、やっぱり家で作ると美味しいです!

 

今日はほうれん草のカレーを作りたいと思います。

以前にも、冷凍のほうれん草ピュレーを使って同じようなものをつくったんですが、そのときはほうれん草のピュレーではなく、ほうれん草の生クリーム煮だったみたいで、きれいな緑色が出ませんでした。
今回は、生のほうれん草をゆでて、自分でミキサーでピュレーにしたものをつかったため、レストランで食べるような緑色のカレーができました!

 

では、さっそく作り方から。

 

サグパニールカレーのレシピ

(材料)

ほうれん草 1束 ゆでて少量の水を加えてミキサーでピュレ状にする。
トマト3個とグリーンチリ2本 ミキサーにかけておく
紫玉ねぎ(普通の玉ねぎでもOK)1個 みじん切り
ニンニク、ショウガ 大さじ2 みじん切りコリアンダーパウダー 小さじ1
チリパウダー 小さじ1/2 
クミンパウダー 小さじ1/2
塩小さじ1強
パニール(なければカッテージチーズやモッツアレラで代用)

(作り方)
①サラダ油を熱したフライパンで、玉ねぎを炒め、そこにニンニク、ショウガを加えてよく炒める。②コリアンダー、チリ、クミン、塩を加え、水気がなくなるまでよく炒める。
③ミキサーにかけたトマトとチリのピュレーを加えて、よく炒める。

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④さらにほうれん草のピュレーを加えて煮詰める。

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★水気がなくなってくると、ほうれん草のピュレ汁がそこら中に飛び跳ねますので、弱火で蓋をしながら、たまに混ぜてください。
⑤一口大に切ったパニールを加え、味を整えたら出来上がりです。

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この日はちなみにマンゴーラッシーも作ってみました。
レシピはまた後日に公開します。

それではいただきまーす。

 

イルドフランスのハイキング2回目、ラ・ロシェル・ギュヨン

ロックダウンは解除されましたが、美術館やショッピングモール、テニスコートなど、ほとんどのレジャー施設は閉まったままです。
こんな中では、お天気さえ良ければ、ピクニックやハイキングが一番!
ということで、今度は友達を誘って、ハイキングを計画してみました。

 

スタートは『ラ・ロシェル・ギュヨン』というジベルニーの近くにある可愛らしい小さな町。ちなみにモネの庭で有名なジベルニーは、コロナの影響で閉園されています。
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今回は、15.4kmのコース。

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このハイキングアプリを使って、だいたいのコースを事前にチェックします。

 

ここが出発地点の『ラ・ロシェル・ギュヨン』です。
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お城、綺麗ですね。

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この辺りは、白い岩山を掘って、その中に半分入るように建てられた家があったりして、なかなか面白いです。

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可愛い家や、B&Bのような宿泊用の家がたくさんあります。
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セザンヌの描いたこの辺りの風景画です。

昔はこんな風景だったのでしょうね。

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良い景色です。

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一面の小麦畑!!
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町の教会を横切って、かなりワイルドなハイキングコースの入り口です。
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どうやらロックダウン中に誰も通らなかったせいか、道がふさがってる。。。。

仕方なく、草木が生い茂った道をかきわけて進みます。

川沿いなので、蚊もたくさんいました。
私の夫は蚊の餌食になっていましたが、私と友達(マレーシア人)は全く刺されず。
どうやらフランスの蚊はアジア人の血はお気に召さないようです(笑

良かった!!

 

 

ラム肉とデイツのタジンのレシピ

ハラルのお肉屋さんでラム肉を買ったのですが、そのまま焼いて食べてもかなり固い。。。ということで、煮込み料理に使おうと思って冷凍しておきました。

 

アラブ料理はあまり馴染みがないのですが、今日は、知り合いに教えてもらったもので、蜂蜜やデイツなどのドライフルーツがたっぷり入って甘口でとっても美味しいタジンを作ろうと思います。

 

ラム肉とドライフルーツのタジンのレシピ♪

(材料)

ラム肉 シチュー用または塊など 1kg
玉ねぎ 2個
ニンニク 3かけ
ショウガ 4cmくらい
デイツ、プルーン、干しブドウなどのドライフルーツ 適量
はちみつ 大さじ3

シナモンスティック
シナモンパウダー 小さじ1/2
ターメリック 小1/2
コリアンダーパウダー 小1/2
サフランあれば

バター 少々

(作り方)

①玉ねぎはスライスし、油を熱した鍋で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、大きめのサイズに切ったラム肉を加えて、色が変わるまで炒める。
②みじん切りにしたニンニク、ショウガ、シナモンパウダー、ターメリックコリアンダー、シナモンスティック、塩、コショウを加えて香りが立つまで炒める。
③大きめのグラスに水2杯弱(肉と野菜がヒタヒタになるくらい)を加えて、ラム肉が柔らかくなるまで煮込む。(30分から約1時間)(圧力鍋なら20分)
④デイツ、レーズンなどのドライフルーツを加える。
⑤さらにはちみつを加え、塩、コショウでさらに味を整える。
⑥仕上げにバターを溶かしいれて、アーモンドスライスや刻んだアーモンドを散らす。

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蒸したクスクスと一緒に食べると美味しいです。

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インドのサモサレシピ

家でインド料理を作ってみたくなって、今までつくったことのなかったサモサに挑戦することにしました。

サモサとは、三角の形をした揚げ物で、中にはスパイスで味付けされたジャガイモが入っています。インド料理のレストランとかに行くと、前菜として出てきます。
甘くないおやつとして食べても美味しいです。

 

本来は、サモサの皮は手作りするようなのですが、そこまではちょっと大変そう。。。
餃子の皮でも代用できるようですが、フランスでは餃子の皮もなかなか手に入りにくい。

ということで、アラブ料理に使うBRICKの皮、こちらを使って、なんちゃってサモサを作ってみます。

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まず、ジャガイモの具づくりです。

 

サモサのレシピ♪

ジャガイモ 大3個 (ゆでてつぶしておく)
赤玉ねぎ 2個

グリーンチリ 1個 またはレッドチリ 半分
グリーンピース缶 1缶
コリアンダー 刻む
クミンシード 小さじ1
*クミンパウダー 小さじ1
コリアンダーパウダー 小さじ1
*チリパウダー 小さじ1/2
*塩 小さじ1
(*のスパイスは事前に計量しておくとやりやすい)
ガラムマサラ 小さじ1/2

 

サモサの生地 

小麦粉2カップ

塩小さじ1

サラダ油 大さじ2
タイム 小さじ1/2
水 60ml(適宜)

 

(手順)

①ジャガイモはゆでて皮をむき、つぶしておく。

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②フライパンに油を熱し、クミンシードを加えて香りが出るまで炒める。

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さらに、みじん切りにした赤玉ねぎを加え、グリーンチリを草得て炒める。
③よく炒まったら、水切りしたグリーンピース、つぶしたジャガイモを加え、*のスパイスを加えてよく混ぜる。

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④火をとめて、コリアンダー、最後にガラムマサラを加えてよく混ぜる。

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サモサの皮に包んで油で揚げる。

 

今回は、BRICKの皮だったので、両面に油を塗って、200℃のオーブンで20分焼きました。

 

出来上がり!

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インドレストランのサモサのような本格的な味!美味しかったですー

ロックダウン後初のフォンテーヌブローのハイキング

フランスでは5/11にロックダウンが解除され、100km以内であれば自由に移動ができるようになりました。
100kmを越える移動の場合には、引き続き、理由を書いた申請書が必要です。

2か月のロックダウンは長かった。。。。
一応、外に出て散歩などはしていたものの、いつも同じルートではいい加減飽きてしまいます。

ということで、この日は朝から車でフォンテーヌブローの森まで行き、ハイキングをしてきました。

 

ハイキングコースは『Le tour des Gorges d'Apremont』というコースで、全長約11km、4時間ほどのコースです。

このようなハイキングアプリを使って、ハイキングルートを探すことができます。

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朝の気温は11℃。かなり冷え込んでいて、寒かったですが、お天気は良かった!

景色も良くて、久しぶりのハイキングで気分も高揚してきます。

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このハイキングコースは、コース中に大きな岩がゴロゴロしているのが特徴です。

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ここの岩でロッククライミングの練習をする人も多いようで、マットを抱えた人を何人か見かけました。

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この黄色い花はスコッチ・ブルームというそうですが、そこら中に咲いていてとっても綺麗でした。絹さやのような小さな実がさくさんついていました。

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さらに、この辺りは昔は海だったそうで、ところどころに砂地の平原がありました。

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シダもたくさん。

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こちらは絶景ポイントです。

山ではないので、そんなに先までは見渡せませんが、それでものんびりします。

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途中、キノコも発見。。。
私はキノコのことは全然分からないのですが、おそらく食べられないタイプだと思います。

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こちらの岩場で本日のランチ。

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今日は、この間買った、キャンプ用のガスバーナー!これを使ってお湯を沸かし、ペヤングソース焼きそばを食べようと思います(笑

テレビの『ゆるきゃん』シリーズを見て、山飯に興味がわきました(笑

お湯が沸くまで10分ほど待ちます。
気温がかなり低いので、温かいものを食べられるのは嬉しい。

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ジャーン!ペヤング、美味しそう。

いただきまーす。

 

食後は、さらにハイキングコースを進みます。

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ゴール間近のところにあった砂場スポットは、ピクニックなどにピッタリの場所です!

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駐車場に着いて、ゴール!!

 

古くなったバナナを使った簡単デザート

フランスは、外出制限が来週月曜日の5月11日に解除されることになり、引きこもり生活も残りわずかとなりました。


一番やっかいなのは、スーパーに行くのを1週間に1回にしたため、野菜や果物などがダメになってしまう前に使い切るのが大変だということ。。。
一応、献立を考えて買い物をするのですが、それでも変更になったり、お買い得品や旬のものを買ってしまったりして、計画が崩れてしまうこともありますよね。

 

今回は、古くなってしまったバナナの消費法をご紹介します。

バナナ、大好きなんですが、ちょっと食べ忘れたりして、気付くと黄色に黒の斑点が出てくると、もう誰も生で食べなくなってしまいます。。。

古くなった方が完熟していて味は美味しいのですが、見た目的に美味しくなさそうなんですよね。

 

一番簡単なのは、バナナのコンポートです。

古くなったバナナの皮をむいて輪切りにし、小鍋にバナナと砂糖を入れます。
砂糖の分量は適当ですが、バナナ2本くらいだったら大さじ2くらいでしょうか。
シナモンがあれば少々振りかけて、中火でふつふつして水分が出てきたら、弱火にして5,6分煮ます。これでできあがり。

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とっても簡単です。

ヨーグルトに混ぜてもいいし、パンにつけて食べても美味しい。ホットケーキの上にかけてもいいし、もちろんそのまま食べてもOKです。冷やすとさらに美味しい。

 

次に、これは皆さんお馴染みかもしれませんが、バナナジュース。

ミキサーに皮をむいて輪切りにしたバナナと牛乳または豆乳を適量加えて、混ぜるだけ。砂糖を入れなくてもバナナの甘さでほんのり甘くなって美味しいです。もちろん甘いのがお好きな方は、お砂糖や蜂蜜を入れて。

 

さて、それでもまだバナナが余ってた場合は(笑

ミキサーでつくるチョコチップバナナケーキです。

 

レシピはこちら。

(材料)

バナナ 2本
卵 1個
牛乳 または豆乳 50ml
サラダ油 50ml
砂糖 大さじ2
ホットケーキミックス 150g(または薄力粉150g+ベーキングパウダー5g)
板チョコ
ラム酒

(作り方)

①ミキサーにバナナ、卵、牛乳、砂糖を入れて混ぜ、その後、サラダ油を2回に分けてさらにミキサーで混ぜる。オーブンは180℃に予熱。
②ボウルに①の液を出し、そこにホットケーキミックスをさっくり混ぜ合わせる。
お好みでラム酒かブランデー小さじ1を加える。
③チョコレートは包丁で細かく砕き、半分を生地に混ぜ込み、大きめの粒はトッピングにする。
④型に流し入れ、チョコレートをトッピングして、オーブンで40分焼いたら出来上がり。

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チョコとバナナはとても良い組み合わせです。
バナナジュースを作る時に出したミキサーで、そのままケーキができてしまうところが嬉しい!これで大量に余っていたバナナも使い切りました!

 

 

簡単で超美味しいキャロットケーキのレシピ

さて、最近、コールドプレスジューサーを買ったんですが、今日はジュースのレシピではなく、その残りカスを使った美味しいレシピをご紹介します。

 

人参とリンゴのジュースは健康に良いということで、頻繁に作るんですが、人参の残りカスを見て、なんかもったいないなーと。←すぐにもったいない!と言うので、母は私のことを勿体ないオバケ👻と言います(笑

 

そこで人参ジャムというのを作ってみたんですが、、、

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いまいち美味しくない。

でも砂糖も蜂蜜も入れちゃったし、このまま食べないのはもったいない。。。

ということで、二転、三転して、キャロットケーキにしてみました(笑

 

簡単キャロットケーキのレシピ

(材料、直径10cmケーキ型用)

全卵 2個
サラダ油 カップ3/4
三温糖かきび砂糖(あれば)100g 
※ただし、今回は人参ジャムが甘いので、70gに調整しました。
にんじんすりおろし または人参ジャム 200g
くるみ 適量
デイツ あったので。なければ干しブドウなどでもいいです。
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1
シナモン 小さじ1
クローブ 少々
ナツメグ 少々
ラム酒 小さじ1
塩 一つまみ

チーズクリームソース

クリームチーズ 100g
粉砂糖 20g
レモン汁 小さじ1

 

(手順)

1.オーブンを180℃に予熱する。人参はすりおろしておく。
2.大き目のボウルに、全卵2個を溶き、砂糖を加えてよく混ぜる。さらにサラダ油を少しずつ加えて混ぜる。

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3.にんじんのすりおろしを入れてよく混ぜる。
4.小麦粉150gにベーキングパウダー、シナモンを加えたものをふるいにかけて、2のボウルに加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

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5.刻んだくるみ、デイツを加え、ナツメグクローブを加え、さらにラム酒を加えてよく混ぜる。
6.ケーキ型に5を流しいれて、数回トントンと空気を抜き、霧吹きで表面を少し濡らす。
7.180℃のオーブンで45分焼く。

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チーズクリームの材料を合わせて、冷蔵庫で冷やす。

お好みで皿に盛り付けて、頂きまーす。

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とっても美味しかったです!!
もしお家で人参のカスが余ったら、ぜひやってみてください。