シャモニーでハイキング5日目、ロリア『Loriaz』
今日は、昨日合流した友人と、夫の叔母さん夫婦も加わって、大人数でのハイキング。
なだらかなコースで頂上のロリアを目指すコースです。
ここが出発地点です。
今日から合流の友人!
滝をバックに記念撮影です。
今日のコースは、そんなに激しい登山ではないので、景色を眺めながら、悠々と歩くことができます。
可愛い高山植物もまた発見。
この日は、お天気が下り坂。お昼過ぎには雨の予報です。
今までお天気に恵まれていただけに、雨天は仕方ないのですが、できれば降らないでほしいです。
ポツリ、ポツリと雨が降ってきました。。。
ここで早めのお昼にして、様子を見ます。
記念撮影。
この日も、実はソーセージを焼いて、ホットドッグを作ったのですが、雨の中の調理はちょっと大変でした。
お昼を食べ終わったら晴れてきました(汗
山頂に近づくにつれて、開けてきました。
この辺りは、牧場になっていて、牛が放し飼いになっています。
アルプス山脈を背景に、牛がのんびりと草を食べています。
牛のアップです。
山頂のロリアです。
山頂には、軽食のとれる喫茶店がありました。
ここで、産直のチーズが買えるかと思いましたが、チーズの販売はしていませんでした。
帰り道にあった野イチゴ、ワイルドストロベリーです。
甘酸っぱくて、美味しかった。
結局、帰り道まで、雨には降られずにすみました。
シャモニーでハイキング、4日目、ブレヴォン
はい、4日目・・・。
さすがに疲れますよね、ハイキングもこう連日だと。
しかも、ハイキングって軽い言葉使ってるけど、実際、登山です。。
本日は、夫の叔母さん夫婦も参加して、ブレヴォンというハイキング・トレイルを歩きます。その後、私以外の皆は、ヴィアフェラータというアクティビティーをすることになっています。ちなみにヴィアフェラータとは、山壁に、事前に埋め込まれた金属製のレールやはしごを使って、崖や岩壁を登るいわばロッククライミングのようなもの、だそうです。
ちなみに、私はそういうのまったく興味ない、というか、高所恐怖症の私に、そんなん無理でしょっ!ってことで、丁重にお断りいたしました(笑
ということで、ヴィアフェラータの地点まで、一緒にハイキングをし、私は、昨日のFragereからリフトで山を下って、シャモニーで別の友人と合流することになっています。
高山植物ですかね?可愛いけど、名前分からず。
凄い、心霊写真みたいになっていますが、雲です。
昨日同様、まだ所々に雪が残っています。
山は山でも、またちょっと別の風景が楽しめます。
あのような山壁を登るらしいです。くわばら、くわばら。
どこに来ても、本当に素晴らしい景色。さすが、アルプスです。
と思ったら、昨日に続き、雪道を渡ることに。。。足を滑らすと、坂道を転げ落ちるので、ゆっくり、ゆっくり、一歩ずつ足元を固めながら、進みます。
かなり、へっぴり腰の私。だって、怖いんだもん。。。
叔母さんの旦那さんが、励ましてくれています(笑
お次は、岩ぼこ道!
と思ったら、どうやら道案内役の、叔母さんの旦那さん、道を間違えたようです。。
ガーン。
さっきの雪道を戻ります。
っていうか、あの思いはなんだったの?
さて、ヴィアフェラータのポイントに到着しました。
うわー、すごい高さ。
本当にこんなところ登るんですかね?頭おかしい??(笑
私はここでバイバイなので、一緒に写真を撮ります!
じゃあ、みんな頑張ってー。
いやー、十分にこれでも楽しいですからね。
リフトからの眺めも絶景!
麓について、パリから来たスペイン人の友人と合流。
彼女は、仕事の関係で、出発が遅れましたが、残りの日程は、私たち家族と一緒にバカンスを過ごします。
彼女はお昼食べてなかったので、こちらのレストランで食事。
私はビール!!旨い。
ちなみに、ヴィアフェラータが気になる方へ、ご参考までに(笑
一応、安全のためにヘルメットなどを持参します。
さらにロープなどを装着できるようなヴィアフェラータ・キットを事前にお店などで、レンタルしておきます。
こんな感じで、山にはしごやレールが埋め込まれています。
それをこのように登っていく。。。
下を見るとこんな感じ。
ちなみに、こんな怖ろしい難所もあります。。。
このよううに絶壁を登っていきます。
って、ほんと、どこが楽しいのー???
私には、分かりません。
よかった、行かなくて(ホッ)
シャモニーでハイキング、三日目、ラック・ブロン(白い湖)
ハイキング三日目の今日は、休息日!と思いきや、リフトで行けるラック・ブロンという楽々ハイキングコースがあるとのこと(←夫情報)で、行ってみることにしました。
昨日は大変だったからなー、さすがに今日はラクできるわーい!!
リフトでLa Flegereという駅まで登り、ここから約2時間歩いたところに、ラック・ブロン(白い湖)があるとのことです。
今日は、その湖のほとりで、携帯ガスバーナーを使って調理をしようと、食材も持ってきました。ワクワク
一番上にあるLac Blancというのが、目指す目的地です!
よーし、出発!
こちらは、リフトの駅のすぐそばにある人口の湖です。
途中、湿地帯のようなところを通り抜けました。お天気には恵まれたため、毎日晴天続きです。
ここは遊歩道もあるし、昨日までの道とは違うなー!と余裕で歩いていました、ここまでは!!(笑
ここでピクニックしている家族連れもいましたよ。
ん???
なんだか険しくなってきました。。。
途中、雪解け水の小川などもあって、そこを渡っていきます。
ガーーン、、、道が雪で覆われてる。。
ラック・ブロンはこの向こう側ということで、雪道を渡らなければなりません。。
ちょっと怖い。。滑るし。。。
なんか、思ってたほど楽々ハイキングじゃなくって、しっかりハイキングやん!
また、夫に騙されたわー。とブツブツ言いながら、渡りました。。。
とりあえず、渡り切った後は、ラック・ブロンに到着!!
雪の白さが反射するので、白い湖と呼ばれるんですね。本当に綺麗でした。
しかし、シャモニーでは3番目くらいに人気のスポットとあって、かなり人がいました。
湖も半分は氷や雪に覆われています。
湖が見渡せる大きな岩の上に座って、お昼ご飯のクッキング開始です!
まずはソーセージ!
ジュージューッと良い音を立てながら、ソーセージを焼きます。
こんな大自然の中でソーセージを食べる幸せ(涙
と思ったら、この湖の横には、レストランがありましたよ。なんと。
気を取り直して。
ソーセージの後は、クリーミーリゾットのパルメザンチーズ添えです。
すでに炊飯器で炊いたご飯に水とパックの生クリーム、コンソメを加えて、温めます。
塩、コショウで味付けをしたら、パルメザンチーズをパラパラと散らして出来上がり!
うーん!!めっちゃ旨い。
帰りもリフトの場所まで歩いたので、4時間のハイキング。
休息日じゃなく、しっかり今日もハイキングさせられましたー(笑
シャモニー、フレンチレストラン『Panier des 4saison』
山下り、2時間半の後は、ボロ雑巾のようにクタクタです。
Airbnbに戻って夕食の準備をする気力すらなく、今夜はシャモニーのレストランで食事をすることになりました。
行ってみたのはここ、シャモニーの中心地から少し離れていますが、隠れ家的な立地の『Panier des 4saison』というモダンフレンチのお店です。
観光客の多いシャモニーでは、濃厚なチーズを使ったフォンデュやラクレットなどのサヴォア料理をメインにしているレストランが多いのですが、夏にラクレットはちょっと重い。。。ということで、ここにしてみました。
コロナウイルスの影響というか、まだ7時だったからか、店内は私たちともう一組だけ。貸し切りに近い状態です。。。
お通しに出たガスパッチョ!
メニューは最近はコロナの影響で、バーコードを携帯で読み取り、店のホームページのメニュー欄にアクセスする形になっていました。
前菜は飛ばして、 メインを注文します。
こちらは、野菜とリコッタチーズをブリックという小麦粉の生地で巻いて焼いたアラブ風な一品。
ラム肉のステーキ、生クリームとコショウのソース。
鴨肉のロティ、季節の野菜添え。
どれもかなり美味しかったですが、お値段もまあまあお高め。パリ値段でした。
デザートはスフレとフォンダンショコラ、バニラアイス添えを頂きました。
あー、美味しかった。
明日のハイキングに備えて、早く就寝します(笑
シャモニーでハイキング、二日目、エギュイーユ・デュ・ズーッシュ
ハイキング二日目です。
この日は、夫の叔母さんとその旦那さん(そもそもハイキングのエキスパート)が加わり、本格的なハイキング開始となりました。
今日のハイキングコースは、エギュイーユ・デュ・ズーッシュという山頂2285mを目指すコースです。
案内板ではエギュイーユ・デュ・ブレヴォンが出ていますが、さらにその先を目指します。所要時間の目安は、行きが3時間半、帰りが2時間半、ランチブレイクを含んで7時間の予定です。
昨日の疲れもあるので、かなりゆっくりと歩き始めます。
夫の叔母さんは、初心者の私のために、歩きやすいコースを選んでくれたということで、昨日の石ころだらけの下り道よりは、かなり歩きやすいです。
しかもこのパノラマ!!
こんな絶景がずっと続きます。
さらにあまり知られていない道ということもあり、ほとんど人に会いませんでした。
ちょっと手ブレしましたが、パノラマ撮影で撮った写真です。
凄いですよね。こんなカレンダーのような風景が、目の前にずっーと広がっているんです。
昨日もあったこの可愛らしい花。名前を聞きましたが、忘れてしまいました(笑
かなり歩きましたが、ここから山頂までは、さらに40分あるとのこと。
ちょっとがっかりです。
が、山頂目指して歩きます。
ちなみにお腹も空いてきました。お昼食べたい!!
着きましたー、山頂です!!
山頂をしめすように石ころが積み上げられています。
一応、記念撮影。
山頂で食べるサンドイッチは絶品です。
この後は、2時間半かけて下りました。。。
エギュイーユ・デュ・ミディからのモンタンヴェールまでの下り
展望台から降りてきました。下には別のビューポイントが見えています。
ここからモンタンヴェール展望台駅までをハイキングで下ります。
モンタンヴェールには、氷河を見学できる展望台があり、さらにシャモニーまで下に降りる鉄道も通っているので、先ほど購入したパスを使って、この鉄道に乗ってシャモニーに帰る予定です。
案内板によると、モンタンヴェール、メール・ド・グラスまでは2時間15分。
頑張るぞ!
しかし石ころだらけでかなり歩きにくい道です。
杖を購入しておいて正解でした。杖に体重を乗せて、バランスをとりながら歩きます。
背景は綺麗ですが、転ばないように必死です(汗
今までは平らな道でのハイキングでしたが、山道の下り、しかも石ころだらけなので、転ぶと大変!ということで、慎重に降りていたら、かなりペースが遅かったようで、どんどんいろんな人に抜かされて行きました。でも気にしない。
こんな綺麗な花も咲いていましたよ。
雲もありますが、お天気はとても良かったので、途中から少し暑くなってきました。
上着を脱いだりして、調節します。
壮大な風景です。
岩だらけのハイキングコース、というよりあまりコースにはなっていません。
とりあえず、人が通った跡の道のようなものがあるので、それに沿って歩いていきます。
ここは本当に岩が多い。
最後の下りは、キツかったです。
ランチ含めて、ここまでで4時間近くかかっています。
本来なら2時間15分だそうですが、私は3時間15分くらいかかってしまってます。
これも、これからのハイキングの予定を立てるのに、重要な情報になります。
あまり無理して予定を立てると、日没やリフトの時間に間に合わなくなることもあるからです。
電車が見えました!やったー、着いた。
モンタンヴェールの展望台で氷河を見ることもできましたが、500段もの階段を自分の足で降りないといけないそうで、もうクタクタなので、今日はやめて別の日にまた来ることにしました。
というわけで、電車に乗ります!
電車の中では、みんなマスク着用!
しかし、電車があるって有難いですね。ここを歩いて帰ることを考えたら、一瞬ゾっとしましたよー(笑
シャモニーに到着しました。
電車は20分くらいでしょうか。あー、思ったよりしんどい
シャモニーでハイキング、二日目エギュイーユ・デュ・ミディ
二日目の今日はシャモニーで一番のハイライト、エギュイーユ・デュ・ミディを観に行きました。3777mまで、ロープウェイとゴンドラでアクセスできるので、誰でも行くことができますが、高知に身体が慣れないと、急激な高度の変化に身体が対応できず、頭痛や吐き気などの症状が現れる場合があります。
こちらは麓のシャモニーの町、ここからゴンドラで上がってきます。
シャモニー自体も、標高1035mにあるので、昨日から一泊している私たちは、一気に上まで登ります。 ロープウェイとゴンドラの料金は往復で一人68€。かなり高いですね。でも歩いていくことを考えたら(笑、無理ですけど)、安い。私たちは、1週間以上滞在するので、6日間リフト、ゴンドラ乗り放題のパスを買いました。パスは135€ですが、6日間続けて使わなくてもいいので、お得です。
15分おきにゴンドラが出ていましたが、それほど混雑はしていませんでした。
このように中継地点で乗り継いで、展望台に向かいます。
コロナなので、ゴンドラの中ももちろんマスクです。。。
ちなみにマスク着用していないと、乗せてもらえません。
針のように尖って見えているのが、エギュイーユ・デュ・ミディの展望台です。
エギュイーユは針という意味だそうです。
ゴンドラからの景色もとにかく素晴らしいです。
まるで天空にいるみたい。
エギュイーユ・デュ・ミディが近くに見えてきました!
この日の頂上の気温は3℃。寒い!!もちろん冬用の支度をして、手袋もしてきましたが、ちょうど良いです。
ちなみに天候が変わりやすいので、朝または午前中に行くのがベストです。
私もすっかり冬支度です。
ご覧のように周りは雪や氷が一杯です。
ここはガラス展望台に行く前のビューポイントですが、とっても寒い。。ブルブル
この雪道を通って、モンブラン登山をする人たちもいます。
ちなみにこちらがモンブランの案内図。
モン・ブラン(4807m)の手前には、モン・モーディ(4465m)という山があり、ここを通り抜けてモンブランへの登頂を目指すそうです。
写真で見ると、なだらかな二つ目の山がモンブランです。
エギュイーユ・デュ・ミディは3842mなので、まだまだですね(笑
反対側の尖っている山の一つが、スイスとイタリアの国境にあるマッターホルンだそうです。こちらは4478m。
いやー、すごいところに来たもんです。
さて、高所恐怖症の私が一番怖かったのは、これ。
エギュイーユ・デュ・ミディのガラス張り床、展望台です。
帰りはハイキングの予定です。