エッフェル塔近くのモロッコレストラン『ル・ティパザ』
フランスに滞在中の母を連れて、パリ14区、エッフェル塔近くにあるアルジェリアとモロッコ系のレストラン、『ル・ティパザ』に行ってきました。ここは初めてでしたが、トリップアドバイザーでそこそこの評判だったのと、The Forkという携帯のアプリを使うと、アラカルトが全品30%OFFということだったので、行ってみることにしました。
内装も中東系でなかなかお洒落です。中は二つに分かれていて、かなりの広さでした。
普段、モロッコ料理は量が多いので、3人でメインを二つとって後はデザートにしようと思っていたら、ウエイターに最低一人1つはメインを取ってくださいと言われました。まあ、それも仕方ないなー、と思いましたが、前を見ると、夫が凄い形相とウエイターに喰ってかかっていました。どうせ残すんだからもったいなだろーなどと怒っています。とはいえ、店の方針なので、仕方なく、前菜を一つ追加することでオッケーということになりました。
そこで頼んだ前菜がこちら。ツナとポテトのブレクです。普段は小さめの三角型でサモサのようなものが多いですが、これは丸ごとドーンとジャンボ餃子のような形。これが油で揚げてあります。サクサクとしていて美味しかったです。
そしてメイン一つ目、レモンとラム肉とオリーブのタジン。
もう一品はソーセージとキョフタのミックスのクスクス。
肉団子のようなものがキョフタです。
野菜たっぷりのスープを、蒸したクスクス(フランスではスムルといいます)の上にかけて、お肉と一緒に食べます。このスムルが水分を含んでどんどん膨れるので、お腹がいっぱいになります。
母いわく、日本でいうところのカレーみたいなもんかしらね?
ということですが、まあ近からずも遠からず。
モロッコ産の赤ワインも一緒にいただきます。甘味が強くて美味しい
これだけでもやっぱりお腹いっぱい。はち切れそうです。
最後は、ミントティーとデザート!
ミントティーは、こうして高いところから注ぐのが伝統的。
普通はお砂糖をたっぷり入れて飲みますが、私たち日本人には甘すぎる。さらに甘ーいお菓子を食べるため砂糖なしにしておきました。
甘党のフランス人夫は、砂糖二つもたっぷり入れてましたが(笑
さて、アラビアスイーツです。この中から好きなものを3つで、6€。
蜂蜜やシロップがたっぷりかかったバクラバ風のスイーツを頂きました。
美味しかったです。
この日は、30%オフもきいて、3人で60€のお会計でした。パリにしては、格安のお値段です。