旧王宮を出て広場を少し歩くと、こちらの赤いレンガ造りの可愛らしい教会に着きます。ここは聖イジー教会です。
こちらは出口の方です。同じ正面に入り口と出口があります。
早速、中へ入ってみます。この教会は10世紀ごろに建てられたものということで、中世を思わせる雰囲気があります。その後、火災や修復によって何度も改築されているようです。
ロマネスク様式の教会ということで、ゴシック様式を見慣れた私の目には新鮮に映りました。
これは『聖ウルシュラの殉職』を描いた絵画。
聖堂の手前にはバロック式階段があって、誰でもここを通り抜けることができます。
奥の天井はフレスコ画だそうです。窓から差し込む眩しい光にフレスコ画は色あせてしまっています。
これは祭壇側から正面入り口部分を撮ったものです。
二階部分の壁にも小さな窓のようなものがいくつもあって、これも珍しいです。
こちら、階段手前に展示されているのは『ヴラティスラフ1世のお墓』だそうです。この人は聖イジー教会を創設した人と言われています。
階段を上がると、『聖ルドラミ礼拝堂』というチャペルになっています。
こちらは右側奥のフレスコ画。
宗教画がたくさん飾られています。
ここは、バロック様式で建てられた『ヤン・ネポムツキーの礼拝堂』です。
ロマネスク様式とは違って、豪華にゴテゴテと飾りがたくさんついています。
天井部分はドームになっていて、宗教画が描かれています。
バロック様式は、ローマの教会や聖堂を思い出させてくれます。
教会特有の装飾品の数々。
こちらの聖母マリアと幼子キリストの絵は素敵ですね。光が強すぎて、ちょっと色がよくわかりませんが。。
聖イジー教会、なかなか見どころがありました。