アムステルダムで街歩き その1
パリから車で約6時間(途中、ランチ休憩もしながら)、オランダのアムステルダムにやってきました。
アムステルダムは、なんだか感じがロンドンに似ていますね。
こちらが、今回お世話になるAirbnbのお家。アムステルダム市内にすごく近くて便利なのはいいんですが、家に入るまでに急な階段があって、中に入ってからも部屋に行くまでに階段があるので、合計で50段以上の階段を登ることに。。。アムステルダムのお家はみんなこうなんですかね?スーツケースではなく、キャリーバッグでしたが、荷物を持ち上げるのが大変でした(汗
さて、荷物を置いたら街歩きに出かけます。
街角にこんな像があったりして。やっぱりちょっとパリとは雰囲気が違いますね。
運河は、紅葉しているので景色がとても綺麗です。
もちろん観光用のリバークルーズもたくさんあります。1時間で大人18€。まあこんなもんでしょうかね。明日以降、時間があれば乗るかもしれません。
オランダと言えば、ビールのハイネケンのお膝元。もちろんハイネケンの工場見学ツアーもあります。
公園も落ち着いていて素敵です。秋の紅葉もあって、とても絵になりますね。
途中、こんな謎の像もあったりまします。第二次大戦時に政治家がこの場所で亡くなった記念の像らしい!?です。
こちらは、運河の目の前にあるアムステルダム国立美術館こと、Rijiks Museumです。
外観がとても豪華で素敵ですね。
夕方にはライトアップされます。
アムステルダム国立美術館を通り抜けると、美術館地区に出ます。
その途中にあるのが、I amsterdam のモニュメント。 I amとamsterdamをかけているそうで、観光客がインスタ写真を撮るための絶好スポットの一つです。
明日もアムステルダム観光の様子をお伝えします。
フランスの家庭料理、豚ヒレ肉と蜂蜜のロースト
今日は、フランスのとっても簡単な家庭料理、豚ヒレ肉と蜂蜜のローストのレシピをご紹介します。レシピというほどのものではなく、本当にシンプルなものです。
ではどうぞ。
豚ヒレ肉と蜂蜜のローストのレシピ♪
(材料3~4人分)
豚ヒレ肉かたまり 500g程度
蜂蜜 大さじ3くらい (たっぷりめ)
マスタード 大さじ2~3
玉ねぎ 1個
あればりんご 1個
にんにく 1片
塩、コショウ
(作り方)
①豚肉は1時間以上前に冷蔵庫から出して、常温にしておく。オーブンは180度に予熱しておく。
②耐熱皿に油をひき、スライスした玉ねぎ、りんご、つぶしたにんにくを敷き詰める。
③豚かたまりはタコ糸などで崩れないようにしばっておく。
④フォークで味がしみこみやすいように穴をあけてから、塩、コショウをして、分量のマスタード、蜂蜜を全体に塗る。
⑤190度のオーブンに入れて30分焼いたら、いったん取り出しさし水(コップ半分程度)を入れて、表面が焦げないようにアルミホイルでカバーをして180度で残り30分焼く。
グラン・パレのミロ展に行ってきました
パリのグラン・パレではいろいろな展示会をやっていますが、この日は明日から始まる国際アートフェスティバルの前夜祭をやっていました。
メトロのシャンゼリゼ・クレモンソー駅を出るとすぐに大道芸のパフォーマンスをする人たちがいました。
グラン・パレの庭にも現代アート風のものが並んでいたり。
こちらが10月18日~21日までの間、開催される国際アートフェスティバルのメイン会場となっているグラン・パレ。
反対側のプティ・パレの方でも同じイベントをやっているみたいでした。
そして、この真ん中のスペースでは、屋台のフードコートが出たりして、夜にアート展を楽しんだ人たちが、軽くワインやお酒を飲んだり、食事をしたりできるような仮設コーナーが設置されていました。
暗くなる前にもう飲み始めている人がたくさんいました(笑
さて、今日の私のお目当てはこちらではなく、スペイン、カタルーニャの画家、ミロの展示会に行くこと!
といっても、ミロがバルセロナ出身の画家だったとは今まで知らず、フランス人だと思ってましたが(笑
このミロ展では、ヨーロッパとアメリカから集められた約150点ものミロの作品を一度に見ることができるんです。ミロの絵はポンピドゥーなどでも見ることができますが、作品数はやはり数点のみ。それに比べ、このミロ展では時代ごとにミロの描いた絵画のスタイルの変遷や、生前のミロのインタビュー映像、彼の作った彫刻や立体アートなど、珍しい展示品もたくさんありました。
ミロといえば、誰もが納得するような彼らしい作品。
ミロといえば、明るい色を使った抽象画を描く画家として、上のような作品ばかりを想像していましたが、こんな詳細な絵を描いていた時期もあったんですね。
これらの作品も暖かい色遣いがとても素敵です。
これはバルセロナの風景を描いたもの。
そして、バルセロナ近郊のミロが生まれ育った小さな村モン・ロワの農村風景。
そして、パリに移り住んだミロは、どんどん抽象画の世界に引き込まれていきます。こちらはパリのアパルトマンの一室を描いたもの。窓の外の黒い三角はエッフェル塔を表しているそうです。
時代が進むとともに彼の作品も大きく変わっていきます。
こちらはミロの作った陶器作品。
立体アート。
全ての絵ではありませんが、英語の解説もたまについていて、素人にも理解しやすい展覧会だったと思います。15€でこれだけの作品を見られるのもまた嬉しい。
来年2月4日までやっているので、ミロ好きの人はぜひ行ってみてください。
エッフェル塔近くのモロッコレストラン『ル・ティパザ』
フランスに滞在中の母を連れて、パリ14区、エッフェル塔近くにあるアルジェリアとモロッコ系のレストラン、『ル・ティパザ』に行ってきました。ここは初めてでしたが、トリップアドバイザーでそこそこの評判だったのと、The Forkという携帯のアプリを使うと、アラカルトが全品30%OFFということだったので、行ってみることにしました。
内装も中東系でなかなかお洒落です。中は二つに分かれていて、かなりの広さでした。
普段、モロッコ料理は量が多いので、3人でメインを二つとって後はデザートにしようと思っていたら、ウエイターに最低一人1つはメインを取ってくださいと言われました。まあ、それも仕方ないなー、と思いましたが、前を見ると、夫が凄い形相とウエイターに喰ってかかっていました。どうせ残すんだからもったいなだろーなどと怒っています。とはいえ、店の方針なので、仕方なく、前菜を一つ追加することでオッケーということになりました。
そこで頼んだ前菜がこちら。ツナとポテトのブレクです。普段は小さめの三角型でサモサのようなものが多いですが、これは丸ごとドーンとジャンボ餃子のような形。これが油で揚げてあります。サクサクとしていて美味しかったです。
そしてメイン一つ目、レモンとラム肉とオリーブのタジン。
もう一品はソーセージとキョフタのミックスのクスクス。
肉団子のようなものがキョフタです。
野菜たっぷりのスープを、蒸したクスクス(フランスではスムルといいます)の上にかけて、お肉と一緒に食べます。このスムルが水分を含んでどんどん膨れるので、お腹がいっぱいになります。
母いわく、日本でいうところのカレーみたいなもんかしらね?
ということですが、まあ近からずも遠からず。
モロッコ産の赤ワインも一緒にいただきます。甘味が強くて美味しい
これだけでもやっぱりお腹いっぱい。はち切れそうです。
最後は、ミントティーとデザート!
ミントティーは、こうして高いところから注ぐのが伝統的。
普通はお砂糖をたっぷり入れて飲みますが、私たち日本人には甘すぎる。さらに甘ーいお菓子を食べるため砂糖なしにしておきました。
甘党のフランス人夫は、砂糖二つもたっぷり入れてましたが(笑
さて、アラビアスイーツです。この中から好きなものを3つで、6€。
蜂蜜やシロップがたっぷりかかったバクラバ風のスイーツを頂きました。
美味しかったです。
この日は、30%オフもきいて、3人で60€のお会計でした。パリにしては、格安のお値段です。
残り物でムール貝のクリームリゾット
昨日のムール・マリニエール、美味しかったけど、ちょっと多すぎました(笑
残ったムール貝と生クリームのソースに、冷蔵庫にあった残りご飯を足して、ムール貝のクリームリゾットを作ってみました。
レシピというほどのものではありませんが。。。
作り方
①フライパンにバターを熱し、残りご飯を入れて、上からムール・マリニエールのソースの余った分を流しいれて、よくご飯をつぶして混ぜ合わせる。このときソースが足りなければ水と白ワインを少し足す。
②ムール貝は、飾り用に少しとっておき、残りは身を貝からはずしておく。
③ご飯が柔らかく煮えて、ソースが少し煮詰まってきたら、とっておいたムール貝の身と、飾り用の貝を入れて温める。(もうすでに火は通っているので、あまり熱しすぎないこと)
④皿に盛り付けて出来上がり。
前日のリメイクレシピですが、ムール貝からダシがよく出ていて、塩気もちょうどいい。味付けは何もしないで、とっても美味しくなりました。
パンにもよく合うリゾットです。
ムール・マリニエールのレシピ
今日は、近くのマルシェに行ってきました。
ムール貝が安かったので、ムール・マリニエールにしてたっぷり食べようと思って、3人分で1.6kg買いました。
ついでにスーパーに寄ってベルギービールを数本買って、家でベルギー風のムール・マリニエールディナーにすることにしました。
ムール・マリニエールは、たっぷりのムール貝を白ワインと玉ねぎで調理し、濃厚なクリームのソースをかけて食べるフランスまたはベルギーの伝統料理です。
レシピはこちら♪
s-tabearukirecipe.hatenablog.com
本当は、たっぷりのフライドポテトを付け合わせにするんですが、揚げ物は面倒くさいので、オーブンでロースト野菜とローストポテトにしました。
たっぷりのムール貝とベルギービール、とっても美味しかったです。
パリ観光、晴れた日のロダン美術館
今年のパリは10月なのに好天が続きます♪
今日は、ロダン美術館に行ってきました。
ロダン美術館は、ナポレオンの棺のがあるアンヴァリッドのすぐ隣にありますので、余裕があれば、両方合わせて観光するのもいいと思います。
ドーム状のバジリカ風の建物がアンヴァリッドです。
さて、ロダン美術館に入場して、まず最初に目に入るのは、教科書にも載っている有名な彫刻、『考える人』です。
もっと暗い美術館の中にあると思っていたら、こんな庭の一角にあるなんてちょっと驚きました。
正面からみるとまた感じが変わりますね。これが彫刻の面白いところです。
もともとこの『考える人』は、『地獄の門』の頂上に置かれる一部分として構想されたそうで、地獄の門の上で熟考するダンテを表しているという説もあるそうです。
ロダン美術館の見どころは、やはりその広くて美しい庭園です。ロダンの主要作品である彫刻は、庭のところどころに置かれていて、美しい庭園の雰囲気と調和しています。
こちらの作品は『バルザック』。
フランスの小説家、バルザックが亡くなって、ロダンは、そのバルザック像の制作依頼を2万フランで引き受けたそうです。
庭園には、円錐形に刈り込まれた植木がたくさん並んでいます。
この立派なロダン美術館は、ロダン自身が壮大な寺院を修復させて出来上がったものだそうです。この美術館の他、大きな邸宅、世界中からのたくさんの美術品を収集していたロダンですが、実は結構ケチだったそうです。幼年時代から貧しい暮らしをしていたので、美術家として成功した後も、その生活は慎ましく、大金は美術の制作と美術品の収集だけに向けられていたため、使用人や周囲の人からは、ドケチと噂されていたとか(笑
さて、こちらは庭園の反対側にある彫刻。作品名は忘れましたが、パレットを持っているので、おそらく画家なんでしょうね。身体に比べて足がかなり大きいような気がします。
広い庭園の中には、たくさんの作品がありました。
ヴィクトル・ユゴーのモニュメント。
こちらが、おそらくこの美術館で一番のみどころ、ダンテの『地獄門』です。40歳のときに制作したもので、イタリアの詩人、ダンテの作った「神曲」にヒントを得て、その地獄変に出てくる地獄への入り口を表したものです。
地獄の門の最上部には、『三つの影』(ロダンの彫刻作品の一つ)、その下には『考える人』があります。
こちらも有名な、『カレーの市民』のモニュメント。14世紀の中頃にカレー市は、イギリスのエドワード3世軍によって包囲され、抵抗を続けたものの破壊されようとしていました。その時、残酷な条件通りに身を犠牲にして6人の義民の姿がここに表されているそうです。
庭園だけの入場もできるようです。ここは、ぜひ晴れた日に訪れることをおススメします。