海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

アムステルダムのアルバート・キュイプ・マーケット

さて、ブランチの後は近くに出ていたマーケットをぶらぶら歩いてみました。
ここは、アルバート・キュイプ!?マーケット(Albert Cuip Market)といって、同名の通り沿いに日曜日以外は毎日9時~夕方5時まで開かれています。
朝9時からやっているとはいえ、朝早く行ってもまだお店が準備中だったりするので、お昼ごろから行くのがおススメです。

食べ物だけでなく洋服や小物などの日用雑貨も売られています。

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こちらは、一見、お菓子のようにも見えますが。。。
実は、Cannabisとは大麻またはマリファナのこと。オランダは、ヨーロッパでも珍しくドラッグが合法な国ということもあって、マリファナ入りのチョコレートやクッキーなどが売られているんです(笑
オランダ国内で食べる分には問題ありませんが、お土産に!とか言って、国外に持ち出して見つかると逮捕されますのでご注意ください。
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こちらは花屋さん。オランダといえばチューリップで有名ですよね。

チューリップ10本で2€って、さすが安い!!
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そして、こちらもオランダといえば、ゴーダチーズ。まあゴーダチーズだけではないけれど、丸くて美味しそうなチーズがたくさんありました。お値段は、小さいもので2€から。グリーンのチーズはバジルのハーブ入りだそうです。
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魚屋さん。
こちらはフランスで見かけるような種類の魚が多かったです。ニシンやサーモン、タイなど。フランスより若干、安いような感じがしました。
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こちらは、オランダ名物のストロープワッフルです。キャラメルを2枚の薄いワッフル生地で挟んで焼いたお菓子で、美味しいです!
10枚セットになっているものは、割れにくいのでお土産に持ち帰るのに最適ですが、マーケットの素晴らしいところは焼きたてが食べられるところ♪
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1枚1.5€、チョコ味は2€で焼きたても食べることができます。焼きたては温かくて少し柔らかくて美味しいです。
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外国のマーケット巡りってなんでこんなに楽しいんでしょうね。

 

 

アムステルダム DE PIJP地区のお洒落なブランチカフェ

今回、私たちがAirbnbで泊ったアパートはこちら。
典型的なアムステルダムのアパルトマンらしく、階段がすごく多いんです。

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まず玄関のドアを開けると、この階段が。。。
階段一段一段の幅も狭いので、一歩踏み外すと滑り落ちそうです(笑
今回、小さなキャリーバックで移動しましたが、それでも荷物を持ち上げるのが大変でした。スーツケース持ってきてたらアウトでしたね。。。
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そしてやっと階段を上がってアパルトマンの入り口に入ったと思ったら、また階段。
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そしてやっとリビングスペースに着きます。キッチンはこんな感じで可愛らしいですが、背の高いオランダ人使用で、シンクなどは私の方の高さくらいありました(笑
調理しづらいー!まあ料理するつもりはないんですが。上にかけてあるフライパンにもまず手が届かないし。
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キッチンの飾りはモダンですが可愛らしい。
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北欧テイストのリビングルーム。とても広くて心地良く過ごせました。
そして、寝室に行くにはまた階段を登って3階に行きます。。。足腰鍛えられそう。
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さて、お家の紹介はこれくらいにして、近所にちょっと遅めの朝ごはんを食べに行きました。こちらは、アムステルダム中心地からちょっと南に行ったDE PIJP(←なんて読むのか分からない:笑)地区という場所ですが、通りにはブランチカフェが並んでいて、どこも美味しそうでした。
とりあえずこちらのLittle Colinsというカフェに入ってみることに。

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店内はスタイリッシュなモダンカフェです。ここはオージーとキウイ(オーストラリアとニュージーランド)のコラボがコンセプトのカフェだそうです。
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ブランチメニューはこちら。ヘビーなブランチというよりは、ヘルシー志向で量は少な目な感じですね。
私はメキシカン風のChistorra&guasacacaというソーセージとアボカド、グリエールチーズ入りのパンケーキ、ポーチドエッグ乗せというのにしてみました。
夫はオランダ風?Waffle &Hollandaiseのポテトとネギのワッフルにカリカリベーコン、ポーチドエッグ、オランデーズ添えをチョイス。
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店内は、朝のコーヒーやブランチを楽しむ地元客でにぎわっていました。
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カウンターにできたブランチのお皿が並び、今か今かと待ちわびますが、なかなか運ばれてきません(笑
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とりあえず飲み物が先に到着。紅茶はこんな感じのセットで出てきます。なかなか合理的。
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この人参の大きさにびっくりして思わず写真を撮ってしまいましたが、いったいどこの人参なんですかね??
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もう一つはホットココア。ラテアートが可愛いですねl
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ブランチ到着!!
こちらが私が注文したメキシカン風のChistorra&guasacaca
すっごく美味しくてお洒落。アボカドサラダとグリエールチーズ入りのパンケーキが合うし、ポーチドエッグも美味しい~!大満足です。
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旦那の方のWaffle &Hollandaiseは、一口もらいましたが、こっちは美味しいけど、超がつくほどではなかったです。よくあるブランチという感じでした。旦那にはこの量はちょっと少なかったみたいです。確かにパンとか何もつかなかったし、男の人にはちょっと少ないかも。オランダ人は少食なんですかね。
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アムステルダムのインドネシアレストラン srikandiでディナー

オランダといえばインドネシアが植民地だったこともあり、インドネシアからの移民が経営する美味しいインドネシア料理のレストランがあるというので、今日の夜は久々にインドネシア料理を食べよう!と思っていたのですが。。。

トリップアドバイザーで探したインドネシアレストラン4軒ほどに、予約電話をすると、どこも予約でいっぱいと言われました。しかもこの日は普通の平日なのに。。7時半に予約をしたかったのですが、どこも9時過ぎまでいっぱいだよ、との返事。9時過ぎまではとても待てない、仕方なく別のレストランに行こうかなと思って歩いていたら、通り沿いにあったのがこちらのSrikandiという名前のインドネシアレストラン。

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(この写真はレストランのホームページから転載しました)
さっそく中に入って、4人席は空いてますかと聞いてみると、大丈夫とのこと。
お値段はちょっと高いけれど、きっと美味しいに違いない!ということで、ここに入ってみることにしました。
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中はほとんど満席状態で、私たちが最後のテーブルを占領しました。
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さて、メニューの写真を撮り忘れましたが、お値段は、シンガポールインドネシアで食べるのとは比べ物にならないほど高いです。まあでもその国の物価というものがあるので、それも仕方がないことですが。
とりあえず前菜にチキンとラムのサテー(一皿7€)を注文。

こちらはラムのサテー。ソースは甘辛醤油ベースでした。美味しかったけれど、やっぱり本場で食べるサテーとは比べ物にならない。。。
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こちらはチキンサテー。ピーナッツソースです。これもまあまあ。
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こちらは鴨のインドネシア風チャーシュー。20€くらいだったと思います。これは美味しかったです!
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ビーフレンダン(22€)。これも残念な味。自分で作った方が美味しいかもと思うような感じでした。
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ライスはターメリックライスと普通の白飯を注文。
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そしてこちらはお魚。インドネシアのライムとチリソースで味付けしたものをバナナの葉にくるんで焼いたもの。これもまあまあな味でした。
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そして、最後にナシゴレン。うーん、私たちの知っているナシゴレンとはだいぶ違いますね。いろいろ上に載っていて豪華なんですが、味はイマイチ。
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でも、ウエイターのおじさんはインドネシア人だったし、インドネシア人のシェフが作っているんでしょうが、たぶんオランダ人用にアレンジしてしまっているのかもしれません。味も全然辛くなかったし。
ということで、結局、アムステルダムでのインドネシアレストラン体験はビールも合わせて100€以上も使ったにもかかわらず、ちょっとガッカリで終わりました。

インドネシア料理を食べるなら、やっぱりインドネシアに行けっ!って感じですかね。

 

アムステルダム国立美術館RIJKSに行ってきました その2

RIJKSには、レンブラントフェルメールなどの有名なオランダ画家の作品の他にも、オランダの珍しい工芸品や美術品が収容されています。

こちらは白黒のシマウマのような柄で作られたリュート。珍しいデザインが現代アートのようにも感じられます。

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豪華な装飾と大理石のテーブル。
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こちらのキャビネットは、中国のものに発想を得て、オランダ芸術を独自に再現したもの。中に描かれているのは、聖書に書かれているキリストの逸話を描いた作品です。
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そして、デルフト陶器の工房、ドゥ・メタレ・ポット

こうした重ねて置けるタイプの花瓶は、オランダの貴族やイギリスの貴族たちの間で流行ったもので、中国の陶器を真似て作らせたものだそうです。
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中国陶器の影響を受けてデルフト焼きの陶器で作られたバイオリンです。コマの部分には象牙が使われており、持ち手の装飾は金の道化師です。大変高価ですが、実際に弾くものではなく、コレクター目的で制作されました。17,18世紀にかけてバイオリン音楽は社会的な人気を誇っており、裏側には庶民のお祭りでバイオリン演奏が行われ、それに合わせてみんなが楽しく踊っている場面。表側にはエリート階級が自宅のサロンに演奏家を招いて行った演奏会やパーティーの様子が描かれています。 
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さて、こちらは、何だと思いますか。
これは裕福な商人の妻であったペイトネッラ・オートマンが発注して作らせた人形の家、ドールハウスです。彼女は子供のおもちゃではなく、自分の趣味としてこのドールハウスを所持していたそうです。ドールハウス内部の床には大理石、化粧板にはべっ甲、使われている中国陶器も特別発注して作らせた本物ということで、すべてが緻密に凝って作られており、当時の価格で3万ギルダー(日本円で150万円)は、今にすると普通の一戸建てが一軒買えるくらいの金額だったそうです。
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こちらは女性たちの肖像画
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そしてビックリしたのが、この図書館です。
まるでハリーポッターの映画の一部のようなこのライブラリーは、現在も使用されていて、下の階には本当に人々が本を読んだり勉強したりしている姿が見えます。
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ピエール・カイペルスによって作られたこのライブラリーには、多くの古い文献が保管されているだけなく、本の執筆、制作、本から得られる喜びを賛美するために捧げられたとされている。
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大航海時代に作られた地球儀。
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こちらは17世紀のウィリアム・レックス号の模型。敵国の攻撃から身を守るため、このような戦艦を持つことは取り立てて贅沢なことではありませんでした。船の横には攻撃ができる大砲が一列に並んでおり、敵艦の隣を走行しながら一斉攻撃ができるようになっています。さらに反対側にも同じような大砲の列があって、必要ならば、方向転換をして戻りながらさらに攻撃を加えることができるようになっていました。
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こちらはナポレオンが敗戦したワーテルローの戦いの場面を描いた絵画です。
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さらに珍しいガラス細工の展示など、まだまだたくさんありましたが、ちょっと疲れてきたので早歩き(笑
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最後にこの美術館に保管されているビンセント・ヴァン・ゴッホの自画像(1887年ごろ)他、数点の作品も見て美術館見学は終わりにしました。
これはゴッホが弟のテオとパリに住んでいた頃の作品。パリで、ゴッホゴーギャンやモネなどと出会い、美術的に素晴らしい影響を受け、とても充実した暮らしをしていました。
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その他、数点のゴッホの作品。
ゴッホが大好きな方は、アムステルダムにあるゴッホ美術館を訪れると良いそうです。私もゴッホが大好きというほどではありませんが、印象派の絵画は好きなので、チケットをネット予約して明日行くことにしています。
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アムステルダム国立美術館RIJKSに行ってきました その1

アムステルダムの中心にあるアムステルダム国立美術館、通称RIJKSにやってきました。こちらはRIJKS前の芝生。天気が良いので、芝生のグリーンがとても綺麗です。

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そして、ジャーン!!こちらがRIJKS。大きすぎて全体像は入りません。後ろにバックして撮ろうとすると、大量の自転車にひき殺されそうになるので撮れません(笑
というのは、冗談ですが。RIJKSは美術品だけでなく、建物そのものもとても素晴らしく見どころたっぷりです。2004年より大規模な改修が行われたため本館は10年間閉鎖されていましたが、2013年にベアトリクス女王によって開館されました。
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さて、チケットはオンラインで事前にE-ticketを買っておきました。大人17.5€です。ゴッホ美術館のように時間指定はなく、今年中ならいつ来てもOKみたいな制限の緩いチケットでした。
オーディオガイドを借りようと思って列に並んでいたら、iphoneRIJKSのアプリをダウンロードすれば、メインの作品のオーディオガイドになります、という案内をされたので、オーディオガイドを借りないでそのまま中へ進みました。
とはいえ、ihponeのアプリで説明が聴ける作品は限られているので、じっくり鑑賞したい人は、5€払って、やはりオーディオガイドを借りるべきだと思いました。

 

さて、ルーベンスフェルメールなどの主要作品は2階にあるので、地上階は素通りして2階に向かう途中、こんな変わった作品がありました。天井からライトが吊る下げられているんですが、電気でライトの花がしぼんだり開いたりします。ビデオでないので、動いているところはお見せできませんが、綺麗でした。
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今回のお目当ての作品、第一番目はこれ。レンブラントの『夜警』。教科書にも載っている有名作品ですよね。この絵画はその巨大さ、そして光と影の効果的な使用、そして当時は不動の姿勢で描かれていた軍隊や自警団の肖像画に動きの要素を取り入れたことで有名だそうです。この絵は、実は自警団が見回りに出かける前の様子を描いただけのなんてことのない一場面なのですが、背景を暗くして正面にスポットを当てた劇的な照明が、なんだか凄いことが起こっているぞ!という雰囲気を醸し出しています。
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こちらは、同じくレンブラント作『イサクとリベカ、ユダヤの花嫁』

旧約聖書アブラハムの息子、イサクが花嫁のリベカを迎える場面を描いたもの。
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ヤーコプ・ファン・ロスダール作、『ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車』

誰もが思い浮かべる運河と風車を描いた典型的なオランダの風景を描いたもの。空は嵐がやってくるような不気味な曇り空で、光の当たり具合によってそれが非常によく表されています。
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そして、この美術館には貴重なフェルメール作品も何作かあります。
この美術館内で最も有名な『牛乳を注ぐ女』は、現在、日本のフェルメール展のため貸出中ということで見ることはできませんでしたが、その他の作品を見てきました。

 

こちらは、『手紙を読む青衣の女』

他のフェルメール作品同様、小さな絵です。この女性の青い服はラピスラズリが使われているそうです。この絵に関しては、あまり多くのことはわかっていないそうです。
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こちらもフェルメール作、『恋文』

この作品は昔、たしか日曜美術館か何かのテレビ番組で見たことがあって、まさか実際に本物の絵を見ることができるとは思いませんでしたが、今回、ここで見ることができてラッキーでした。この絵には、光を駆使した際立った遠近法が使われています。豪華なドレスの若い女性が手紙を受け取っていますが、彼女が楽器を手にしていることから、恋人からの手紙ではないかと推測できるそうです。当時、音楽は恋愛の象徴で、壁にかかっている船は恋人を表しているのではないか、と読み取ることができるそうです。
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ジャン・スティーン作『聖ニコラウスの祭り』

オランダで家族が集まって祝う聖ニコラウスの祭りは、クリスマスのもとになったとされる祭りで、伝統的には12月5日に行われ、子供たちは靴に贈り物を入れてもらうことになっています。良い子には人形やお菓子、悪い子には鞭が送られるというもので、この左側の泣きべそをかいている少年の靴には、鞭の代わりに小枝が入っていたという情景です。まるで、その場所に自分がいるかのように、生き生きと描かれた登場人物の動きや表情に圧倒されます。
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ルーカス・ヴァン・レイデン作、『最後の審判

この題材の作品はとてもポピュラーで(例えばミケランジェロ最後の審判などはとても有名)、同じ題材でも異なる画家たちの作品が数多く存在します。
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主要作品全部は紹介しきれないのですが、美術館全体の雰囲気はこんな感じです。天井が高くて、ルーブル美術館のような感じですね。美術館内の装飾も見事です。
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こちらは廊下の正面にレンブラントの『夜警』が見えます。遠くから見ても迫力のある絵です。
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ここは美術館内のギャラリーから出た廊下の一部ですが、そこでもこのような素晴らしい装飾を鑑賞することができます。
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その2につづきます。

アムステルダムのお洒落ダッチカフェ『Locals cafe』でランチ

とても良いお天気なので、自転車を借りてアムステル市内を回ることにしました。アムステルダムは、自転車王国と言われるほど自転車人口が多く、自転車専用の道路が町中に整備されていて、歩行者よりも自転車が優先になっているくらいです。
アムステルダム市民の足として使われているため、通勤時間などは大量の自転車が物凄いスピードで駆け抜けていきます(笑

前置きはこれくらいにして、私たちも自転車を借りて市内を巡ってみることにしました。料金は一台4時間で8€、フランスよりも安いです(ちなみにフランスは1時間7€くらいします)。デポジットとしてキャッシュなら100€、クレジットカードだと250€分を預けます(もちろん何もなければこのお金は返してもらえます)。

さて走り出してしばらくしたら、お腹が空いてきたので、こちらのカフェに入ってランチをすることにしました。外観もお洒落。
ちなみにこのカフェのすぐ近くに、Bakers & Roastersという地元の人に人気のカフェがあるのでのぞいてみましたが、なんと1時間半待ちとのこと(唖然)。カフェで1時間半待ちって凄いですよね。そんなに美味しいのか??
ということで、目と鼻の先にあるこちらのカフェに入ることにしました~。

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店内はスタイリッシュなヘルシーカフェといった感じです。
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インテリアもなかなかお洒落。
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食事はサラダやハンバーガー、サンドイッチなど、カフェ風の軽食が中心です。
こちらは、Burrataというモッツアレラに似た水牛の乳を原料として作られるチーズのサラダ。チーズがたまらなくクリーミーで、その上かかっているバルサミコソースは甘くてコクがあって、シンプルだけどとても美味しいサラダでした。まあでも、お値段はこれだけで13€。パンもつかないし、これだけではお腹いっぱいにならないかな。。。
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夫は、こちらのアボカドとチキンのサンドイッチを注文。これも味は文句なしです。上にかかっているのはたっぷりのチーズ。
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サラダとサンドイッチだけではお腹いっぱいにならなかったので、デザートを頂きました。こちらは手作りアップルパイ。先っぽはちょっと食べちゃったので欠けてます(笑
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さて、ランチの後は、自転車でアムステル市内を巡ります。
どこへ行っても運河の美しい風景が広がっています。
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交通は右側通行なので、ちょっと怖いですが、(フランスに住んでいても慣れないので(笑)、まあゆっくり右側を走っていれば、早い自転車やバイクが左から追い越していきます。急に止まったり、曲がったりすると怒られるので、手でサインをします。なんかずーっと昔、小学生の頃にいった交通公園の自転車運転ルールみたいな感じでした。
って言っても、誰か分かってくれるかな。。?
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アムステルセントラル駅近くまでやってきました。
この辺りは道が広くなっています。お天気が本当に良かったので、サイクリング日和でした!
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アムステルダム運河沿いのダッチカフェ Binnem Buiten

夜は、運河の近くにあるカフェバーBinnem Buitenにやってきました。
本当は、この近くにあるオランダ料理のレストランFloreynを予約していましたが、それほどお腹が空いてなく、このレストランはコースメニューしかないということでキャンセルして、軽く食べられるこのカフェバーにやってきました。

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内装は、よくあるイギリスのパブみたいな感じですが、落ち着いていて感じがいいです。
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外の席もありますが(一応、ヒーターもある)、やっぱり寒いので店内の席にしてもらいました。この時期のアムステルダムは、日中の最高気温が14度くらいで、夜になると10度くらいまで冷え込みます。冬用のコートを着ていてちょうど良いくらいの気温でした。
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さて、お待ちかねのビール♪
左から4番目のIJWITというホワイトビールを注文。
ヒューガルデンみたいな軽くてフルーティーなビールでした♪
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食べ物は、それほど充実しているわけではありませんが、ちょっと小腹が空いている私たちにはちょうど良い。ということで、MOKUM PORTION(熟成チーズ、スモークソーセージ、ピクルスの盛り合わせ)と、BLUE DE WOLVEGA(オランダのブルーチーズ入りソーセージ、トルキッシュ・ブレッドとハーブのバター)、それから野菜のミニ春巻きを注文しました。
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こちらがソーセージとトルキッシュ・ブレッド。ハーブ入りバターが美味しかった。
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そして、ちょっと写真がぼけてますが(笑)、スモークソーセージと熟成チーズ。
チーズはオランダといえばゴーダチーズ!濃い味で美味しかったです。
ソーセージは、スモークといっても、食感が生肉っぽくて、私にはちょっと。。。という感じでしたが。
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ビールも美味しくてとても雰囲気が良かったです。
私たちは、8時頃入りましたが、9時くらいからすごく混んできて満席になりました。
そこそこ地元の人にも人気の場所のようです。
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