海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

アンマン市内観光 アンマン城(シタデル)

昨日一日ホテルで休んだので、少し足も楽になりました。
今日は、アンマン市内にあるシタデル(アンマン城)を見に行こう!と思い、ホテルを出発。

 

アンマン城までは徒歩で40分ほどあるので、ホテル外のタクシーを呼び止めて、シタデルに行きたい!と言うと10JD(1600円)と言ってきました。
しかも値段もこちらから聞かなければ、のらりくらりしてなかなか教えてくれません。死海には行きたいか?とか別のことをいろいろ言ってくる始末。

しかもグーグルマップのタクシー機能で事前に値段を調べたところ1~2JD(300円)ほどの距離なんです!!アラブ人って本当に信用できない!!

 

そこで、そのタクシーには、「高い、あんたのタクシーには乗らないよ!」と言って、ホテルに戻りました。

いちいちこういう値段交渉、日本人は慣れていないからかもしれないけど、本当に疲れる。メーターがあるくせに、なんで常にぼったくろうとしてくるのか。

 

ホテルまでは1分の距離なので、さっそくホテルに戻ってホテルのスタッフに、アンマン城に行きたいんだけど、外のタクシーはみんなぼったくりだから、タクシーを呼んでほしい、と言うとホテルスタッフの人が外まで一緒にきてくれました。
流しのタクシーを止めて、アンマン城まで行ってほしい、というようなことを言ってくれて、「チップ込みで3JDと言っているけど、どうか?」と私に聞いてくれました。
チップ込っていうかチップ1JDは高いなーと思ったけど、3JD(450円)くらいなら、さっきよりも妥当な金額。OK!と言って乗り込みます。

 

さて、タクシーで10分くらいでシタデルに到着。
アンマンは勾配差が急なので、このシタデルに行く道ももれなく相当な坂道を登っていきます。徒歩だとけっこう大変そうでした。

 

入場料は3JDでした。中は見どころ満載な上、考古学博物館の入場料のこの中に入っているので、かなりお得だと思います。

 

入り口はこちら。

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 シタデル内の地図です。

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ここはアンマン城のメインともいえるヘラクレス神殿の跡です。

ギリシアの遺跡にも似ていますが、本当に大きいです。神殿自体は2世紀ごろに建てられたものらしいです。

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太陽を背にした神殿跡。

なんか神々しい感じがしますね。

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このアンマン城は、ジャバル・アル・カラヤと呼ばれるアンマン市内で最も高い丘の上にあるため、アンマン市内が一望できるんです。
こちらは、アンマン城から見たローマ劇場跡です。こちらもアンマン市内の観光スポットの一つ。

 

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ヘラクレス神殿跡は、いろいろな角度から撮るとまた違って見えます。

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さて、次に移動します。

こちらはビザンチン教会の跡。ここからだとよくわかりませんが、次の写真で全貌がお分かりいただけると思います。

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この遺跡の凄いところは、どんどん中に入れちゃうんです。
ギリシアの遺跡とかだと、ロープが張ってあって中には立ち入り禁止になっているんですが、ここは何もなし。遺跡の中を自由に歩き回って写真を撮ったりできます。

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こちらはウマイヤ朝の宮殿。もちろんこの中にも入れます。

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こちらは水路の跡です。
アンマンは砂漠なので、この地で暮らしていくには水の確保が不可欠でした。このアンマン城の中にも、人工の大きな水がめと水路が張り巡らされていて、この場所がその昔、都市として栄えていたことがわかります。

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これが水がめ。

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ここはウマイヤ朝宮殿の中です。

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ここが王様の謁見の間だったようですね。

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ウマイヤ朝宮殿を越えるとその先は、市民の居住地区の跡地になっています。

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ここはウマイヤ宮殿の広間だったようで、大きな柱が立っていたようですね。

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これはたぶん宮殿の上にあった装飾の一部が落ちてそのままになったのでは?

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さて、ここからは考古学博物館の中を少しご紹介します。

ジェラシュの下にあるのがアンマンです。エルサレムまでも本当にすぐ近くなんですね。地図の下の方にペトラがあります。

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もちろんこの遺跡に限らず、ヨルダン国内で発掘された古くて貴重な展示品がたくさんありました。

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これは古代の棺だったようです。
珍しい形をしていますね。

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そしてこちらが、あの死海文書の一部だとか。説明もとくになかったので、何が書かれているのかはわかりませんでしたが、やはりヨルダン、古代文明の宝庫ですね!

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