海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

ラクレットチーズの残りでシュペッツレ(レシピ)

今日は、ちょっと隣町のピュトーまで散歩してきました。
こちらは、ピュトーのクリスマスツリー!

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さらに橋にも、魔法使いのデコレーション(笑
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これは学校の前のデコレーション。毎年、ちょっとずつ変わります。
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さて、今夜は友達を家に招いて、ラクレットパーティーをします。

ラクレットチーズは、専用の電気グリルで焼いて、それをゆでたジャガイモの上にトロリとかけて食べます。付け合わせには、生ハムやサラミ、チョリソーなど。
決して、ダイエット向けのメニューではありません(笑

 

ちなみに今回は、いつものラクレットとちょっと趣向を変えて、クルミ、ドライアプリコット、バジルの葉、プチトマト、オニオンコンフィ(炒めた玉ねぎ)、マッシュルームを付け合わせに加えました。これをチーズとのコンビネーションで楽しむという合わせ技です!これが意外にイケると大好評でした。

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ちなみにジャガイモはこのようにして、保温しておきます。
下では、熱々のチーズがグツグツと音を立てています。
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あっという間に、山盛りのハムたちも、これだけになりました(笑
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そして、次の日。

残ったラクレットチーズを使って、何を作ろうかなーと考えて、思いついたのがこちら。

オーストリア料理にあった、シュペッツレです。

シュペッツレとは、小麦粉に牛乳、卵を混ぜて練ったものを、細い棒状にして、たっぷりのお湯で茹でたもので、パスタのような、すいとんのようなものです。

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これをドイツやオーストリアでは、焼いたお肉や、グーラッシュなどの煮込み料理の付け合わせに使いますが、ただチーズをかけて焼いた、チーズシュペッツレも美味しかったなーと思い出して、作ってみることにしました。

 

自家製シュペッツレ!

まな板から、ちょっとずつはがして、棒状にしてゆでるのが、結構大変で、キッチンが大変なことになりました!(笑

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玉ねぎはよく炒めておきます。
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チーズと生クリームとシュペッツレの層を二度重ねて、最後に痛めた玉ねぎを上に散らしてオーブンで焼きます。ちょっと玉ねぎが焦げちゃいましたが。
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お味の方は?

お店の味とまではいきませんでしたが、かなり近かったと思います。
ただ、水分が少なくて、シュペッツレがちょっと硬くなってしまったのが残念。
もう少し生クリームを足しても良かったのかもしれません。
あと、チーズは、ラクレットチーズの残りを使いましたが、癖の強いロブロションやマロワールなどのチーズを使った方が良かったなと思いました。

 

ちなみに作ってみたい方は、レシピをのせておきますので、お試しください。
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★シュペッツレのレシピ

(材料)

強力粉 300g

卵2個

牛乳160ml

塩、コショウ、ナツメグ少々

ハードチーズ 200g

生クリーム 適量

玉ねぎ 1個

ベーコンやハムなど(もしあれば)

バター 少々

 

(手順)

①大きめの鍋にたっぷりお湯を沸かしておく。

②小麦粉と牛乳を混ぜ合わせ、塩(小さじ1強程度)、こしょう、ナツメグと卵を加えて混ぜる。
③生地が混ざったら、まな板に伸ばして、包丁の背やスケッパーなどで、細い棒状になるように刻んで削り取ったものを、①の鍋に落とし入れていく。

→この工程がかなり大変でした。まな板は小さくてしっかりしたもの、包丁は大きめのものを使うと、比較的ラクかもしれません。

④入れた生地が浮いてきたら、網などですくいあげて、ざるに入れて水気を切っておく。

⑤オーブンを予熱する。
⑥玉ねぎを少量のバターで弱火で20分ほど茶色になるまで炒める(砂糖をかけてキャラメリゼしておくといい)。ベーコンもあればここで炒めておく。
⑦耐熱皿に油を塗り、④の半量シュペッツレ、半量の薄くスライスしたチーズ、半量のベーコン、塩、こしょう、そして生クリームを少し回しかける。これを二回繰り返して、二層にする。最後に⑥の玉ねぎを上から散らして、200度のオーブンで20分ほど焼く。