パリのラ・デファンスで開催しているクリスマス・マーケットに行ってきました。
暗くなってから行ったので、ビルの明かりとイルミネーションを楽しめました。
入口では荷物検査があります。これはテロ対策ですね。先日も、エッフェル塔付近で、ドイツ系の観光客が、刃物で切りかかられて、二人が重傷、一人亡くなっています。ガザ地区の紛争に抗議するアラブ系のテロリストが犯人らしいですが、どこでテロに巻き込まれるかわからないので、特に観光地では十分注意が必要です。
さっそく中に入っていきます。
白い大きなケーキのようにみえるのは、ナッツやドライフルーツがたっぷりと入ったヌガーです。買うときは切り分けてもらい、1スライス何グラムかで値段が決まります。
割りと高めなので、買うときは、何グラムくらい欲しいと先に言って切ってもらった方がいいです。ちなみに味見もさせてもらえます。
こちらはチョコレートの袋詰め。好きな味のチョコを袋に詰めます。ちなみにお値段は150gで10€、300gで15€など。
参考までに、Jeff de Brugesなどのチョコレート専門店のチェーンでは、チョコレートの袋詰め100gで7,8€ほどですので、決して安くはありません。
実は、クリスマスマーケットはけっこう高いので、地元の人はあまり買いません(笑
でも、雰囲気があるし、観光客には人気のお土産スポットです。
ちなみに手前に積みあがっているのは、たぶんパネトーネです。
こちらは、クレッシュというキリストの生誕を再現したデコレーションの出店です。
いろんな種類の人形が売られていて、1つずつ買うことができます。フランスの家庭では、これをクリスマスツリーの下や、暖炉の横などに飾って、クリスマス気分を盛り上げます。
こんなにたくさんの種類があるんですよー!!
ちなみに1つ7€くらいします。棚の下についている丸いステッカーの色によって、値段が違います。
こちらはフォアグラのお店。
混み合っていたので、横からのショットになりましたが。。
フォアグラやその他のパテ、テリーヌなども売っています。ちなみに一つ40€くらいします。
隣のお店は、サヴォア地方のソルシソンとチーズ。
下の写真は、ハード系の羊(Brebis)のチーズです。一番右はトリュフ入り。
お客さんは、ソルシソンを味見させてもらっていますね。
温かい総菜コーナーにやってきました。
これは、シュークルート。キャベツを発酵させてもの(シュークルト)を加えて肉やソーセージを煮込んだアルザス地方の名物料理です。
こちらは、タルティフレット。サヴォア地方の名物料理で、ルブロションという牛のウオッシュチーズとハム(ベーコン)とじゃがいもを一緒に焼いたものです。
家やレストランでは、オーブンで焼き立ての熱々を出してくれますが、ここでは大きなフライパンで作っています。一皿12€ほど。
温かい飲み物は、ホットチョコレートやホットワイン。あとアップルジュースにスパイスを入れたホットアップルジュースも売っています。
ラクレットチーズ!
先日、家でもラクレットチーズを食べましたが、こういう半月状の大きなチーズを溶かす光景は、アルプスの少女ハイジを思い出します。美味しそう!
平日の夜でしたが、けっこうな賑わいでした。
子供用の小さなメリーゴーランドや、サンタと写真撮影できるコーナーもありました。
毎年、恒例のクリスマスマーケット。クリスマス気分に浸りたいときには、ピッタリの場所です!