週末の今日は、メトロ、サン・ミッシェル駅のそばにあるサン・セヴラン(Saint Severin)教会で、グレゴリオ聖歌とオルガンのクリスマスコンサートが開かれるということで、やってきました。
この時期のパリは、いたるところでクリスマスをテーマにしたコンサートが開かれていて、平日の昼間や、週末の午後などは、入場無料で開催されているところも多いので、観光でパリに訪れた場合には、探してみるといいと思います。
サン・セヴラン教会、近くには何度も来ていましたが、中に入るのは初めてです。
中は美しいステンドグラスが施されたゴシック様式で、今日はコンサートがあるため、室内がライトアップされていて、とても美しいです。
二階部分の回廊は、その昔は位の高い聖職者や、貴族、王族などの専用席だったのでしょうか。今はあまり使われていないようです。
ソプラノとメゾソプラノの二重唱によるグレゴリオ聖歌、そしてオルガンによるコラールの演奏などがあって、厳かな雰囲気でした。
ただ、暖房が壊れているらしく、教会の中はとても寒かったです。ミュージシャンの人たちも、寒いため厚着をしていました(寒
こちらは、クレッシュ。昨日のクリスマスマーケットの記事でも、チラッとご紹介しましたが、キリスト生誕の様子を再現したデコレーションです。カトリックの教会では、規模の差はありますが、どこでもオリジナルのクレッシュを飾ります。
この教会のクレッシュは背景はシンプルで、人形が目立つような可愛らしい飾りになっていました。
こちらは、コンサートで使われた小さいサイズのパイプオルガンです。
開いた扉部分にある絵がとても美しいですね。
コンサートでは、この小オルガンと、後ろにある大きなパイプオルガンの両方を演奏していました。
横の廊下部分は、いくつも小さなチャペルになっていて、天井部分の青色がとても綺麗でした。
さて、コンサートの後は、とても寒かったので、近くにあるUNION SQUAREというアメリカンレストランで、軽くお茶をすることになりました。
店内はクリスマスムード。
デザートと温かい飲み物のセットを頂くことにしました。
飲み物は、上から二番目のパッションフルーツの白い紅茶をチョイス。デザートは、フォンダンショコラにしました。
たっぷりの生クリームとバニラアイスに、フォンダンショコラ♪
トロリととろけて、とても美味しかったです。