ストラスブールから30km、オベルネのお店巡り
いろいろ立て込んでいたので、だいぶ更新が滞っていました。。。が、
ストラスブール観光の続きです。
この日は朝早くストラスブールを出発して、車で約30分南西に行ったところにあるオベルネという小さな町に立ち寄りました。
アルザスワインのワイナリーがいくつもあるので、ワイナリー巡りの町としても有名ですが、可愛らしいスイーツもたくさんあります。
こちらは、ふらっと立ち寄ったパティスリーで見つけた色とりどりの一口サイズのパン・デピスです。パン・デピス(Pain d'epice)は、バターを使わずに、小麦粉と卵にたっぷりのハチミツとスパイスやドライフルーツなどを混ぜて焼き上げたフランスの一般的なお菓子です。クリスマスシーズンによく出回りますが、お菓子としてだけでなく、フォアグラなどを塗って食べても美味しいのです。
そして、アルザス地方は、このパン・デピスの名産地ということで、様々な違う種類のスパイスやドライフルーツを入れた何種類ものパン・デピスが売られているんです。
通常は、もっと大きいサイズで売られていて、それをお店でカットしてもらったり、自分でカットしたりして食べますが、こちらのものは一口サイズ。さらにいろいろな形があったり、チョコレートでコーティングされていたり、ナッツがのっていたりして、見るだけでも楽しくなってしまいます。ちなみにお値段は100gで4~5€くらいです。
こちらはアルザス地方のブリオッシュ生地のパン、クグロフです。
フランス人は甘いもの好きなので、朝ごはんとしてよく食べられています。
甘さ控えめですが、これにジャムをたっぷり塗って食べたりします。
これはオーストリアのリンツが発祥の地と言われているタルトレット・リンツァーというタルト生地にジャムを入れて焼き上げたお菓子です。こちらのタルト生地にも、シナモンなどのスパイスが使われています。
ここでは、小さなパン・デピスを少しとこのタルト・リンツァーをおやつに買いました。
アルザスで作られたウイスキーも売っていました。
こちらはチーズの専門店。
この棚いっぱいに置かれているのは、アルザスのチーズ、マンステール(Munster)です。*フランス語の発音だと、モンスターって聞こえます(笑。
マンステールは、牛乳から作られるウォッシュタイプのチーズで、かなり強いチーズ臭いチーズ(といっても、臭すぎる訳ではありませんが)。強い香りの割には、味はマイルドなので、一度食べたら病みつきになります。
ちなみにアルザス地方のレストランでは、ジャガイモのグラタンにこのチーズをかけたタルティフレットのような料理を食べることができます。
この日はマルシェもやっていましたが、あいにくの雨模様。。。
こちらのお店には、アルザス博物館でも見たスフレンハイムのお皿やクグロフ型、ベッコフ用のお鍋などが売られていました。
市庁舎。雨の中の撮影なので、ぼやけてしまっていますが。。。
オベルネの大聖堂。
はじめに紹介したパティスリーの外観の写真を見つけたので、ここに貼っておきます。
オベルネの町の様子。
この後は、リクヴィルという小さな町に向かいます。