パリ近郊の町、シュレンヌのフレンチレストラン、Les petits prince
旅行の回想録は、ちょっと中断して、最近の様子をちょっとお伝えします。
私の住んでいるパリ郊外の町、シュレンヌ(Suresnes)は、パリの西側にあるNeuillyという町からセーヌ川を渡った先にあります。
小さな町ですが、静かで、治安も良いので、住みやすいです。
さて本日は、このシュレンヌにあるミシュラン・ガイドにも名前が載ったことがあるフレンチ・レストランである『Les petits price』に行ってきました。
パリ14区にも同オーナーのお店、『Les petits parisiens』があるそうで、こちらの方はカジュアルビストロということで、シュレンヌのレストランよりも若干、お値段も安いそうです。
店内の様子、こちらは写真を撮り忘れたので、お店のホームページから転載しました。
昼間も明るくていい感じですが、私たちはディナータイムに訪れました。
右側にあるガラス窓からは、キッチンの様子を見ることができ、開放的なイメージです。
さて、アペリティフには、Coteaux du Layonというロワール産の甘口の白ワインをグラスで頂きました。とても飲みやすくて美味しかったです。
さて、今回は、アントレー(前菜)、プラ(メインディッシュ)、デザートのセットで45€のディナーを頂きました。
セットでも、メニューから選択が可能です。
こちらは、夫が頼んだ前菜の「カリフラワーのムースと栗とコンテチーズのポーチドエッグ添え」です。美味しそう。
そして私の前菜はこちら。
「海老のグリルとカブとオレンジのサラダ」。
こちらも、さっぱりとした柑橘系のドレッシングが利いていて、美味しかったです。
さて、メインの前に、2杯目のワインを注文しました。
私が選んだのは、こちらのシュナン種を使った辛口のAnjouワイン、銘柄はBlanc Loireというワインを頂きました。すっきりとして飲みやすく、魚のお料理との相性はバッチリです。
夫のメインは、こちら。
「ポークフィレ肉のソテー、ニョッキとホウレン草のピュレ」
一口もらいましたが(笑、お肉が柔らかくて美味しかったです。
こちらは「スズキのスナッケ、レンズ豆とマッシュルーム、バターソース」
このお魚ですが、スナッケというのは、魚の切り身を軽ーく炙ったあまり火を通さない調理法らしいのですが、これが絶品でした。
私は、フランスのフレンチレストランでは、あまり美味しい魚料理を食べたことがなかった(というのも、火が通りすぎていて、パサパサしてしまっていたり、それを補うために生クリームのソースがたっぷりかけられていて、あまり魚の味がしなかったりということが多かったため)ですが、このスズキは、しっとりとした火の通り方で、魚の味もしっかりしていました。ブラボー!!
そしてワインとの相性もバッチリでした。
さて、メインを満喫したところで、デザートです。
こちらは「栗のケーキ、オレンジクリームとオレンジ添え」
うーん、美味しい。
そして、夫はこちらの「リンゴのロティ、クランブルとキャラメルクリーム」
このキャラメルクリームも美味しかった。
本当に美味しかった。パリでは、一人45€でこれだけの料理を食べられるところは、そうはないと思います。(シュレンヌはパリ郊外ですが)。
ご馳走様でした。