夏休みのブルターニュ旅行の初日に、ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌという街に立ち寄りました。モンサンミッシェルから車で15分の距離にあるそうなので、観光客も多く立ち寄るそうです。
レンヌは中世のブルターニュ公国の首都だった町で、市街をぐるりと囲む城壁はその当時に建設されたものだそうです。
城壁に関する地図と説明が載っています。
こちら(下の写真)は町の入り口にあるモルドレーズ門です。
中世には、馬車や馬に乗った人たちが大勢この門をくぐったんでしょうね。
さて、門を抜けると旧市内に入ります。
木組みの家が立ち並んでいて、ノルマンディーのルーアンを思わせる街並みです。
色遣いが可愛らしい。
そして、レンヌのサンピエール大聖堂までやってきました。
こちらは大聖堂の正面ファサードです。
中に入ってみると。。
中世の教会を想像していたのですが、ローマで見たドーム状のバジリカを思わせる内装でした。
建築されたのは12世紀だそうですが、1700年代に大火災にあい、その後は改築が進められました。現在の姿になったのは、19世紀に入ってからということで、どうりで新しく感じたわけです。
中央にドーム状の丸天井があり、美しい装飾とキリストや弟子たちの絵が描かれています。44本の柱があるそうです。
さらにこの壮大なパイプオルガンは圧巻です。設置されたのは1800年代だそうです。
宝物館にあったこちらの木彫りのイコンは、パーツ毎に分割して職人が彫りすすめ、後で組み合わせて作製された様子をビデオで見ることができました。
大聖堂から徒歩数分の距離に、ノートルダムバジリカ聖堂があります。
目の前は広場になっていて、クレープ屋さんやバー、レストランで賑わっています。
こちらの聖堂の中にも入ってみました。
白い柱のゴシック式教会で、ステンドグラスがとっても綺麗でした。
最後はこちらのクレープ屋さんで夕食です。
種類がたくさんありました。
私は、マッシュルーム、ハム、チーズ、トマトのクレープ、夫はジェノペーゼとサラダのクレープを注文しました。
もちろんシードル(リンゴの発泡酒)も。
お腹が空いたので、早めの時間に入りましたが、レストランを出るころには行列ができていました。人気店だったようです(笑