ヘミングウェイ繋がり、というわけでもないのですが、オデオンにあるこちらのビストロPolidorに行ってきました。
ここは、映画「ミッドナイト・イン・パリ」の撮影にも使われたレストランで、映画の中では、主人公が昔のパリにタイムスリップして、ここに通っていたヘミングウェイに会うというシーンがあります。
ここは、1845年にチーズショップとしてオープンして、その後1890年にはレストランに一本化したそうで、この近くに住んでいたヘミングウェイもよくここに通っていたそうです。
店内は、ビストロということで、親しみやすい長いテーブルに相席のような席配置で、ガヤガヤとお酒や食事を楽しむのに向いているといったところでしょうか。
メニューはこちらです。お値段もパリにしては、良心的です!一番下の曜日別の日替わりメニューは、14.5€とかなりお得。
こちらのページには、デザートのメニューと、ランチセット(前菜とメイン、又はメインとデザートのどちらか)が15.5€、夜のセット(前菜、メイン、デザート)が25€と、こちらもパリでは破格の価格設定です!
そして、隣のワインバーは同じ経営者なのですが、ここでワインボトルを買って、それをレストランで空けて飲む場合こともできるんです。その場合は、ワインボトルの店頭価格プラス10€がチャージされます。
これ、実はそれほど悪くもないアイディアなんです。レストランのワインは、ボトルだと通常、店で買う場合の倍くらいします。簡単に言うと、店頭では20€のボトルでも、レストランのメニューでは40€となってる訳です。これを30€で飲める訳だから、客は10€分得をする。そして、レストラン側は、隣のワインショップで売れたボトルプラス10€が儲けになるので、これまたそれほど悪くない。win win (ウィン、ウィン)という訳です。
ということで、私たちも、ワインボトルを買って、レストランに持ち込むことにしました。品揃えはなかなか豊富です。
コート・デュ・ローヌの白ワイン、ヴァケラスというワインです♪
3つのセパージュ(ローサンヌ、クレレット、ボーブロン)から作られていて、フルーティな中にも深みのあるワインでした。
前菜は、ドーフィネのラビオリ、トリュフクリームソース。小さなサイズのラビオリに、トリュフの香り豊かなクリームソースが絡んで、超絶品でした。
夫は、サン・マルセランチーズのグリルのハチミツがけ、サラダ添え。
そしてメインはこちら。
夫のチョイスは、バターナッツかぼちゃのグリル、蜂蜜とくるみ、黒米、フェッタチーズ添え。
私のメインは、ポークチョップの赤ワインソース、マッシュポテト添え。この豚肉が、スロークッキングで火を通したらしく、とっても柔らかくて美味しかったです♪
デザートはクレーム・キャラメル、要はプリン。
そしてムース・オ・ショコラ。
どちらも美味しかったです。
おまけ。
友人が頼んだデザートは、ババ・オ・リュムなのですが、ラム酒をこれでもかという程、かけてくれるんです♪
大満足でした。今度はランチ食べにきます♪