海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

バルセロナ観光 パエリアの美味しいレストラン

ホテルに戻った後、本日のディナーは、バルセロナ出身の友人のおススメのパエリアが美味しいレストランに行くことになりました。
Wバルセロナホテルから徒歩10分、ビーチ沿いを歩きながら散歩しようと思っていたら、雨が降ってきてしまい、傘をさしての早歩きになってしまいました(笑
着いた頃には雨も小やみになっていましたが。。。

雰囲気はとてもいい感じです。

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メニューは。スペイン語だけでなく、一応併記のメニューもありました。良かった。
お値段も、バルセロナにしては少し高めですが、パリと比べれば普通、むしろ安い。

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とりあえず、前菜として、パンコントマテ。スペインで親しまれている一番簡単なタパスでしょうか。バゲットにニンニクとトマトをこすりつけてオリーブオイルをたっぷりかけたもの。

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そしてアンチョビフィレの酢漬け。
美味しいけど、ちょっと量が少ないですね。

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そして、メインはパエリア。こちらはエビとムール貝のパエリアにしてみました。
すごい迫力!!
そしてお味の方は??
おーーーー!!!すごい美味しい。エビと魚介のダシがご飯に絡まってて、パエリア鍋の周りはご飯がおこげになっていて。こんなに美味しいパエリアは初めて食べましたー。
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もう一品は、イカスミとクスクスの料理。こちらも美味しかったけれど、やっぱりパエリアには負ける。
ということで、このレストランに来たら、パエリアを絶対に食べてください。
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パエリアが美味しすぎて、お腹いっぱい。前菜の量が少な目でちょうど良かったです。
デザート?もう無理。。
でも、パエリアは本当に美味しかった。

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バルセロナ観光 凱旋門とシウタデリャ公園

ランチの後は、近くにある凱旋門まで歩きます。
晴れているけれど湿気が少ないので、とても過ごしやすいです。

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ベンチもたくさんあるので、歩き疲れたらちょっと一休み。
私は、食べ過ぎなので、もう少し歩きます(笑
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さて、一本道を歩いていくと目の前に凱旋門が見えてきました。
パリの凱旋門と違って、レンガでできているので赤褐色です。
そもそも凱旋門は、ローマ時代に戦争に勝った記念に建てられたものが始まりのようで、パリの凱旋門もナポレオンの勝利を祝ったものですが、バルセロナ凱旋門は勝利の象徴ではありません。これは、1888年国際博覧会の観客を迎えるために建てられたものだそうです。
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近づいてみます。
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凱旋門を彩る彫刻もちょっと近代的な感じがします。
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この凱旋門は、先に続くシウタデリャ公園の入り口でもあります。
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まっすぐ続くプロムナードの床には、バルセロナの町の地図が描かれています。
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プロムナードの終わりには、こんなモニュメントがあります。

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今まで歩いてきたプロムナードを振り返るとこんな感じになります。
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そして、この先の横断歩道を渡ると、シウタデリャ公園に続いています。
シウタデリャ公園はもともとは、スペイン継承戦争後にスペイン中央政権がバルセロナを監視する目的で建設した要塞でした。当時、その圧政からバルセロナ市民には苦い思い出の場所であったこの要塞跡は、バルセロナ万博の会場として、市民の憩いの場である現在の公園に生まれ変わりました。

 

こちらは公園入口にある三匹のドラゴンのお城。ドメネク・イ・モンタネールによって設計されました。万博ではカフェ・レストランとして使用されました。

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緑豊かで気持ちがいいです。ピクニックをしている人がいたり、アフリカ系の移民の人が絨毯やら民芸品を売ったりしています。
この公園は、コンサートやイベントでも使われていて、運が良ければカタルーニャのダンス大会が開かれているそうです。
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公園の中央には立派な噴水があります。ローマのトレビの泉の影響を受けて作られたそうです。

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噴水の後ろにある建物にも出入り自由です。右側の階段を登って行ってみることしました。
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階段側からは、正面とは違った池の景色が楽しめます。
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噴水の奥の建物も近づいてみるとなかなか素敵です。
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さらに登って中に入ることもできます。
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建物の上からの噴水の眺め。
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バルセロナの街歩きに疲れたら、緑豊かな公園と凱旋門歩きはいかがでしょうか。

バルセロナの可愛いカフェでヘルシーランチ

サグラダ・ファミリア見学の最後。一枚、また一枚と写真を撮ってしまいます。

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地下には、博物館スペースがあって、サグラダ・ファミリアの建設の推移や、ガウディの残した模型、設計図などがあり、時間があればこちらもぜひ見学されるといいと思います。
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サグラダ・ファミリア、見どころがありすぎて、つい三時間以上も長居してしまいました(笑

さて、お腹が空いたのでランチ。といっても今日は、夕飯はパエリアを食べに行くので、ランチは軽めにしたいなーと思って歩いていたら、サグラダ・ファミリアの近くで、可愛らしいカフェを発見♪

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中は狭いけれど、落ち着いていていい雰囲気だったのでここでランチをすることに!
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店内は天井が高くて、シャンデリアもお洒落。
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とりあえず、マンゴーとナッツ、カマンベールチーズのサラダを注文してみました。
ちょっと思っていたのと違いましたが、かなりヘルシーな感じ。
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さらにまだお腹いっぱいではないので、生ハムたっぷりのピザも注文。
美味しいけど、さすがに食べきれない。残りはテイクアウトにしてもらいました。

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さいごにデザート
ここのカフェはカウンターにホームメイドのデザートがズラリと並んでいて、美味しそうなんです。
お腹はいっぱいだけど、小さいものなら入る!(笑
ということで、キャラメルクリーム入りのビスケットサンド(マカロンみたいに見えますね)を1つ。これも美味しかった~!
あー、幸せ。
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他のデザートも美味しそうでした。
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バルセロナ観光メインのサグラダ・ファミリア その4

さすがに世界遺産サグラダ・ファミリア、見どころがありすぎて、かなり長く滞在しました。聖堂の後は、最後のみどころ、受難のファザードに向かいます。
受難のファザード側の出口の床には、聖地エルサレムを表す絵が描かれています。近衛もまたかなり現代的。

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そして受難のファザードの門。
聖堂内で見た現代アート風のモニュメントに似ています。
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こちらが受難のファザードです。
生誕のファザードがクラシックな彫刻なのに対し、この受難のファザードの彫刻はとても現代的。

受難のファザードは、「聖なる晩餐」から「イエスの処刑」までの場面を彫刻で表しています。カタルーニャ人の彫刻家、ジョセップ・マリア・スビラックによって製作されました。
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まずは、こちら右側が、「裏切りの接吻」。ユダがイエスに接吻して、ローマ兵たちに捕らえるべき人物を知らせた有名な場面。
真ん中にあるビンゴのようなものは、どの列の数字を足しても33(つまりイエスの処刑された年齢)になります。
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こちらは、処刑されるまでのゴルゴタの丘の途中で、イエスが二度目に倒れた場面。右側で十字架を担いでいるのがイエスです。
中央にいるのはヴェロニカという女性で、イエスを憐れんで額の汗を拭くようにヴェールを差し出します。イエスがそのヴェールで汗を拭って、彼女に返すと、ヴェールにイエスの顔が浮かび上がったという奇跡。彼女が広げているのがそのヴェールで、真ん中にはイエスの顔が浮かび上がっています。
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右側で嘆きながら座っているのは、イエスの弟子のペテロ。彼は、イエスを知っているかと聞かれて、イエスの予言通り、三回とも知らないと否定してしまいます。
後ろにいる三人の女性たちは、三回の否定を表しているとされています。
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こちらは、イエスが十字架に磔にされて処刑される際、イエスの死を確認するために槍を刺した男、ロンギヌスです。彼の持っている長い槍が、ロンギヌスの槍
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磔にされて死んでしまったイエスです。隣には顔を覆う聖母マリア、それを慰めるヨハネ。そして手前にはマグダラのマリアがひざまずいています。
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ちょっと角度が悪くて見づらいですが、こちらは最後の晩餐です。背を向けて座っているのがイエスで、ここからは見えませんが、十二使徒が並んで座っています。
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むち打ちの刑の後、茨の冠をかぶせられたイエス。隣で頬杖をついているのは、ローマ総督ピラトスです。
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受難のファザードは、生誕のファザードと違って、暗く悲しみに満ちています。
ただやはり特筆すべきは、この悲しみの場面を現代彫刻で表している点でしょう。
クラシックな普通の彫刻は、素晴らしいけれどある意味、見飽きている部分もある中、このような現代彫刻によってキリストの受難の場面を表しているのが、とても斬新でした。そして、これがサグラダ・ファミリアという教会の建造がガウディから始まり、何百年もの間人々に引き継がれ、その間に芸術の手法は移り変わっても、表したい目的が一致しているというところに感銘しました。

サグラダ・ファミリア、やっぱりすごいです!!

バルセロナ観光メインのサグラダ・ファミリア その3

生誕のファザードをくぐって聖堂の内部に入ります。

生誕のファザード上部のバラ窓と彫刻。

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そして、中を見てまず驚くのが、教会の内部とは思えないほどの明るさと、奇抜なデザイン、そして空間の広がり。
ガウディが思い描いていた自然の森の中にいるような明るさ、そして神秘的な世界がそこにありました。
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この天井を支える柱はなんと36本あります。
当時、この素晴らしい光の空間を実現するためには多くのステンドグラスを用いる必要があること、また聖堂の構造上、多数の柱が不可欠であること、さらにそれは従来の柱のように景観を邪魔するものではならないなどいろいろな課題がありました。そして、ついにガウディは、柱、ヴォルト、天井を樹木の幹や枝のようなデザインをすることで、空間と一体化させる巨大な森の構造を考え出しました。
こんな教会を考え出してしまうなんて、やはりガウディは天才ですね。そして、それがただ設計されたというだけでなく、彼の死後、何百年にもわたって、同じ志を持つ建築家たちがその意志を引き継いで建築を進めている、本当に世界遺産だなーと思いました。
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周りを取り囲むステンドグラスの色は、それぞれ色彩が異なっているにもかかわらず、それが見事に調和して、一つの幻想的な空間を演出していました。
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ステンドグラスからの光は、まさに森の中の木漏れ日のようです。

場所によって、朝を表す緑~青のグラデーション、夕方を表す赤~黄色のグラデーションになっています。どれも本当に綺麗。
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二階部分は、聖歌隊の席になっていて、クリスマスなどの大きなイベントの際には、実際にここに聖歌隊が入って教会内に賛美歌が響き渡るように工夫されています。
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教会で一番重要な部分である主祭壇には、十字架に磔にされたキリスト像が祀られていて、その周りには50個のランプ、ブドウの房、麦などの装飾がぶら下がっています。
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祭壇上部の空間には、神の存在をピラミッド型の光があります。
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受難のファザードの近くには、世界各国の言葉を記したモニュメントがあります。
右上の方に日本語もありました。『私たちの日ごとの食物を、今日もお与えください』と書かれています。

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そして、近代アートのような彫刻。
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聖堂内には、地下礼拝堂があり、ここにガウディも埋葬されています。
ちなみに私が行ったときには、地下礼拝堂が入れませんでした。
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 つづく

バルセロナ観光メインのサグラダ・ファミリア その2

塔の見学が終わり、順路は逆になりますが、これから正面の生誕のファサードに戻ります。生誕のファサードは、その名の通り、キリストの生誕に関する場面が数々の彫刻によってあらわされています。この門は、サグラダ・ファミリアの中でも初期の作品で、ガウディによって手掛けられたものが多く残っています。
熱心なキリスト教信者であったガウディは、文字ではなく世界中の人が目で見て理解できる石の聖書を作り上げることを目的にこのサグラダ・ファミリア教会の設計に取りかかりました。この巨大な建造物の完成までに、壮大な規模の時間がかかることは、ほかならぬガウディ本人が認識していたため、この生誕のファザードに彼のイメージした彫刻や装飾の完成形を散りばめることで、後継者の見本になるようにと考えられていたようです。

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ではさっそく左側の望徳の門から見ていきます。
この門の中心は聖父ヨセフで、聖家族が幼児のイエスを連れてエジプト逃避に関連する場面が多く描かれています。
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そこから中央に目を向けると、愛徳の門に写ります。
これはイエスの生誕の瞬間とそれを祝う天使たちの彫刻です。
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そしてイエスが生まれたことを祝福して音楽を奏でる天使たち
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ガウディの天使たちには翼はありませんので、人間のように見えます。
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たくさんの楽器を演奏する天使たちの彫刻によって、イエスの生誕の瞬間が盛大に祝われていることを表しています。
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こちらは信徳の門。
トランペットを吹く天使の奥には、司祭シメオンに祝福される幼子イエスの彫刻。
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こちらはイエスの生誕の瞬間を祝福する羊飼いたち
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幼子イエスの誕生のため、東方三国からやってきた三博士
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祝福する天使たちの下に聖母マリアに抱かれる生誕間もないイエス
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こちらは、イエスの殺害を恐れて、エジプトに逃れる一家を天使が導いています。
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一番右側の青年は、父の大工仕事を手伝うナザレ時代のイエス
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また三つの門を分ける二つの柱の下には亀の彫刻があります。これは海ガメと山ガメで、ひれの形でどちらか見分けられるそうです。とのことでしたが、この写真ではどちらかわかりませんね(笑
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とにかく生誕のファザード、その迫力に圧倒されました!!
つづく

バルセロナ観光メインのサグラダ・ファミリア その1

今回のバルセロナ観光のメインは、なんといっても世界遺産で、そして現在も建築中のサグラダ・ファミリアを訪れること!
Wホテルからはけっこう遠いので、朝早くメトロを乗り継いで向かいます。

バルセロナのメトロはけっこう綺麗!っていうか、パリよりはどこの国のメトロも綺麗ですよね、ほんと。

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案内版もあるので、これを見れば迷わずにスイスイです。
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メトロの電車はこんな感じ。かなり新しくて明るい感じですね。
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さて、メトロ観察してる場合じゃないです。着きました~。その名もSagrada Familia駅を出ると目の前にジャーン!!
すでに普通のビルとも教会とも全く違う異次元の空間が目の前にありました~。
ご存知の方も多いと思いますが、サグラダ・ファミリア教会は、バルセロナを代表するカタルニャの建築家ガウディを主任建築家として1883年に着工が始まりましたが、その壮大な規模と複雑な建築のため、当時は完成までに300年以上かかると言われていました。が、昨今のコンピュータグラフィックなどの目覚ましい技術発展により、2026年には完成するとされています。
とはいえ、まだ建築中のサグラダ・ファミリア。当然、工事は今も行われています。
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それにしても、やっぱり写真で見るのとは全然違う、大迫力です。
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チケットは10時半からのセッションをオンラインで買っていたんですが、10時にはもう着いていたため、もう入れるかな?と思って聞いてみると、10時半の人は時間まで待ってと言われました。スペインなのに案外厳しい。。。
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仕方ないので、目の前にある公園、プラサ・ド・ガウディに行って、時間まで待つことにしました。ここは、小さいけれど緑一杯の憩いの場で、園内にはサグラダ・ファミリア目的の観光客がたくさんいました。ベンチもあるので、観光に疲れたら、ここでゆっくり休むこともできます。
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公園からもサグラダ・ファミリアが見えるので、また別のショットで写真を撮ることもできますし。
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さて、そんなこんなで時間をつぶしている間に10時半になったので、入場します。
ジャーン!!
中に入ると最初に生誕のファザード(正門)が正面に見えます。
っていうか大きい!!写真を撮るために一番後ろまで下がってもここまでです。
そして、さらにビックリするのは、このファザードの一つ一つに細かな彫刻があって、それがキリスト誕生に関係する場面になっているんです。詳しくはその2でご説明します。
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先を急ぎます。というのも、私のチケットは、生誕のファザード側の塔入場時間が10時45分からなんです。サグラダ・ファミリアのチケットは29€で、内部の入場券と2つの塔のうち一つの塔への入場券、オーディオガイドがセットになっています。
塔には、生誕のファザード側の塔と、受難のファザード側の二つがあり、どちらか一つしか選べません。とはいうものの、どちらも塔の上に登るのは同じ。あとは、塔の上や降りる時の窓から見える景色が異なるという点だけなので、あまり大差はないと思います。

教会の入り口の扉。日本人彫刻家の外尾悦郎さんが、手がけた作品の一つだそうです。
この門は閉めた時、外側から見るとJとMの文字が浮き上がるようになっていて、ヨセフアリアの頭文字を表しているそうです。緑の扉にはツタと木の枝が一面に彫られていて、その中には昆虫のつがいなどを見つけることができます。
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教会の中です。詳しくは後ほど触れますが、全然、普通の教会ではありません。
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さて、入り口右側にある専用エレベータに乗って一気に上に行きます。
エレベータは8人しか乗れないので、かなり待ちます。時間通りには並んでおいた方がいいです。大きな荷物やリュックなどを持っている人は、下にあるロッカーに預けるように言われます。

さて、上までやってきました。
これは生誕のファザードを彩る果物の彫刻部分です。まだ工事が続いています。
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塔の上から下を見るとこんな感じ。やっぱり高い。
さらに塔の上の方はすごく細くなっているので、とても狭いです。
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小さな窓から外の景色や建築中の彫刻が見えます。
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こんな感じ。
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塔の上からはバルセロナ市内がよく見渡せます。
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ここは、下からだとよく見ることができない生誕のファザードの横の部分にあたります。
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こちらは別の角度からの外の景色。
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塔の上まではエレベータで一気に登れますが、後は自分で歩いて降ります。もちろん写真も撮りながら降りられますが、とっても狭いので、人が前に詰まると、ずっと待つことになります。
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さてこの後は、生誕のファザード(正門)と受難のファザード(裏門)、教会内部を見学したいと思います。

つづく