カルチェラタンにある教会で、ヴァイオリンデュオの小コンサートがあるので、それを見に行ってきました。
コンサートは8時からなので、その前に食事。
ということで、教会のすぐ目の前にあるバー、La Belette Qui Teteというところに行ってみました。
中は、シロップやフルーツ入りのお酒が各種並んでいました。
後、世界各国にクマのTシャツを着て、旅行した人の写真が壁一面飾られていました。このバーでは、ある企画をやっていて、クマのTシャツを買って、海外旅行をした写真を撮ってきて、この店に飾られるとシャンペンがサービスでもらえるというものだそうです。
とりあえず、ボジョレーヌーボーで乾杯。
渋みが強すぎて、あまり美味しくありませんでした。ボジョレーは日本では名前だけ有名になりましたが、中身はそれほどではないのでフランスではあまり人気がないらしいです。
さて、ここからプランシェという各種の盛り合わせを注文したんですが、いっこうに食べ物が出てこない。。。私たちが店に入ったのが7時前、オーダーしたのが7時5分。。。7時35分になっても全然食べ物が来ないんです。いくら目の前とはいえ、8時からのコンサートのために来てるわけですし。
ちょっと、早くしてもらえますか?
といって、やっと1皿目が来ました。シーフードの盛り合わせ。
どれも盛り付けるだけで、調理はいらないはずなのに、ずいぶん遅かった。。
これで10€。まあ、パリにしては安いと思います。
その後もうすでに7時45分になって、二皿目。チーズとハムの盛り合わせ。
これも切るだけですよね。。。調理はいらないものばかりなんだけどなー。こちらも10€。
最後は、スペインタパスの盛り合わせ。時計はすでに7時50分になっていました。
とりあえず、三人でバクバクとお腹に詰め込みます。
ふーっ。。時間に余裕持って来たはずなのに。。
なんとか食べきって、お会計をすまして(遅くなったので割引きしてくれました。)、目の前の教会 Eglise reformee Port Royalへ。
小さなこじんまりとした現代風の教会です。
天井のステンドグラスのようです。残念ながら、夜なのでよく見えませんでした。
さて、コンサートはクラシックのヴァイオリン奏者、フィリップ・アレスタインきかく(Philippe Arestan)氏とアラン・プティ(Alan Petit)氏の二人によるヴァイオリン・デュオ。
バッハ、ルクレア(フランス人の作曲家だそうです)、ヘンデル、テルマン、モーツァルトのそれぞれの曲を解説しながら、1時間ほど演奏してくれました。
バッハはピアノのためのインベンションをヴァイオリン・デュオに編曲したもの。モーツアルトも、オペラの魔笛の中の名曲アリアを、ヴァイオリン・デュオに編曲したものでした。私は、特にヘンデルの曲が気に入りましたが、曲名を忘れてしまいました(残念)。。。
これで入場料は無料です。途中で寄付を払いますが、それは自分の払える額を払います。パリでは、こういった小さな教会で、Entree Livreと書かれた小コンサートがたくさん開かれています。皆さんもパリに来たら、ぜひ行ってみてください。