アトリエ・ルミエールでゴッホのショーを観てきました
さて、最近パリで人気のアートショーであるアトリエ・ルミエールの『ヴァン・ゴッホ夜の星展』を観に行ってきました。ここは、以前にグスタフ・クリムト展が行われた場所なんですが、最近パリのアート好きの人たちの間で話題の場所なんです。
プロジェクターで映し出された壁一面のゴッホの作品と音楽を通して、その素晴らしい雰囲気を味わえるということで、連日、大賑わいです。
私も事前にインターネットでチケット予約をしておいたので、すんなりと入れましたが、チケットを買っていない人は完売になっていて、当日券は売り切れていました。
さらに日本を題材にした『日本の夢』という作品も合わせて上映されていました。
ではさっそく中へ。人の頭がたくさん見えます。かなり混んでいました。
それでもクラシックやジャズの名曲とともに映し出されるゴッホの世界にあっという間に引き込まれていきます。
こちらはゴッホ初期の作品で、『ジャガイモを食べる人々』。
実際に手や身体を使って労働をする農民や労働者を愛したゴッホは、この作品を通して農民の生き方を肯定的に表そうとしました。こちらの作品は、アムステルダムのゴッホ美術館で見たので、覚えていました。
続いては、ヒマワリ。ちなみにゴッホは数々のヒマワリの作品を描いていますが、どの作品なのか、ちょっとよくわかりませんでした。でも壁一面がヒマワリだらけになる様子は圧巻。
さらに、ゴッホはアイリス(あやめの花)を題材に数点の作品を残しています。
こちらもアイリス。
さらに、この絵もアムステルダムのゴッホ美術館で見た絵、『黄色い家』です。
南フランスのアルルに借りた家の様子を描いた明るい作品。
そして、有名な『アルルの寝室』の絵に繋がっていきます。
美術館で絵を見るのと違って、音楽を聴きながら、一部が動画のように動くゴッホの絵を見ていると、なんだかどっぷりとゴッホの世界に浸ってしまいます。
そして、アルル時代の夜の風景を描いた『ローヌ川の星月夜』。パリのオルセー美術館に展示されています。
さらに水面の部分がゆらゆらと揺れるような光の効果で、とっても綺麗でロマンチック♪
そして、こちらもオルセー美術館にあるゴッホの代表作、『オーベルシュルワーズの教会』。
とっても素敵でした~。
そして数分間の休止の後に始まる『日本の夢』。
こちらは、いかにも外国人から見た日本のイメージを表していて、昔の浮世絵や版画などの作品から取り出したモチーフを組み合わせて、光のショーになっていました。
日本のことを扱っているのに、なぜか、日本じゃない!という不思議な感覚に陥ります。
でも、とても面白かったです。
興味のある方はぜひ行ってみてください。
s-tabearukirecipe.hatenablog.com
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