海外食べ歩きブログ(レシピ付)

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ストラスブール観光 パレ・ロハン(ロアン宮殿)その1

昨日はハイキングでしたが、今日はストラスブール市内にあるパレ・ロハン(宮殿)に行きます。Airbnbから、トラムにのってストラスブール中心地までやってきました。

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ポン・ロワイヤルという橋を渡ってすぐ見えるのは、サン・ポール教会です。
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川沿いに歩きますが、どこを撮っても絵になる~!
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観光客向けのプティ・トランも走っています。
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途中見かけた建物。
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どこを歩いていても絵になる、ストラスブールはそんな素敵な町です!
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パレ・ロハン(ロアン宮殿)にやってきました。お天気があまりよくありませんが、美術館巡りにはちょうど良かったです。

ここは18世紀にストラスブール司教ロアンの宮殿だった優美な建物で、中には3つの博物館があります。1階は、装飾博物館(Musee des Arts Decoratifs)、2階は美術館(Musee des Beaux-Arts)、地下には考古学博物館(Musee Archeologique)があります。

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美術館、博物館共通チケットは、3つ以上の美術館を見るならお得ということで、(正確な値段を忘れてしまいましたが)、そちらにしました。今日は、ここの装飾博物館と美術館、さらにアルザス博物館を予定しています。

さて、装飾美術館は、まずこの広いホールから始まります。
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司教の住居として使われていたこのホールでは、パーティーなど様々なイベントが催されていたことでしょう。
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ここから司教の住居として使われていたそれぞれの部屋を見学します。
こちらはゲームルームです。内装が豪華賢覧で、雰囲気はヴェルサイユ宮殿を彷彿させます。
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こちらは司教の寝室です。なぜか前にライオンのはく製が。。。
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当時のベッドは、現在のように全身で横たわるのではなく、腰から上は半分起きた形で寝ていたので、このように小さくできています。横たわるのは死者と同じなので、縁起が悪かったそうです。
壁一面にはタペストリーが飾られています。城内は広くて寒いので、タペストリーを張り巡らすことで、少しでも暖房効果があったとか。
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こちらは会議を行った大テーブル。
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本棚の中には、当時の文献が残されています。
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こちらがストラスブール大司教肖像画です(名前は忘れました)。
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他にもいくつも豪華な部屋がありました。

さらに、ここからは17世紀から19世紀にかけての陶磁器、金細工などのコレクションが展示されています。こちらの鴨や鳥の陶器は、煮込み料理を入れる器でした。

下の段には、キャベツやカリフラワーの形をした陶器もあります。
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こちらはイノシシの頭。この器の中に料理が盛られていて、果たして美味しそうに感じるのかどうかは甚だ疑問ですが(笑。
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こちらは小さな陶器で作られた音楽隊。
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当時の人々の服装や暮らしぶりがわかる陶磁器の人形の展示も興味深いですね。
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こんな素敵なお皿のセット、うちにも欲しいなー。
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こちらの黒い棚は、東洋から持ち込まれたもので、黒漆に金細工が施されたとても高価なものだそうです。
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こちらは当時の人々が使っていた陶器の暖房システムで、この中でお湯を沸かして、陶器全体を温め、その熱で部屋の暖房を行っていたというものです。とはいえ、この広大な城を温めるというには、かなり役不足に思われますが。ないよりはマシだったのではないでしょうか。
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さて、続いては2階の美術館へ進みます。