マルセイユに行く途中、モンペリエ近郊にあるフランスで最も美しい村といわれるSaint-Guilhem-le-Désert(サン・ギョーム・ル・デゼー)に立ち寄ってみました。
渓谷沿いにある小さな村で、中世の石造りの建築、古い泉、美しい花で飾られた庭や小道、噴水などがあり、中でも村の中心地にはユネスコ世界遺産に登録されているジェローヌ大修道院があることで、巡礼者たちの立ち寄る場所として有名だそうです。
村の中は、車両立ち入り禁止なので、入口近くにある駐車場に停めて歩きます。
石造りの建物が見えてきました。
ここがエロー川(Heraut)沿いの渓谷です。美しいですが、冬なのでかなり殺風景。春や夏はカヤックなどで賑わうそうです。
そして、ここの施設ではなんとチョウザメの飼育をしているらしく、サン・ギョレーム産のキャビアを生産しているんだそうです。しかも、普通はキャビアを採るためにチョウザメは殺されてしまうそうですが、こちらは麻酔で動かないようにして、卵を取り出し、また縫合していけすに戻しているそうです。
お値段は、小さな小さな缶詰めで、一つ65ユーロ。やはり高い。。。
タラマで我慢します(笑
さらに歩いていると、建物の壁にお皿が飾られていました。これも南フランスやスペインなどでも見かけますが、可愛らしい。
お皿のアップ。
ここは、レストランですが、冬なので閉まっていました。ガーン・・・。
せっかくランチを食べようと思ってきたんですが、、、
村の観光を続けます。この小さな噴水の奥にあるのは、村役場です♪
そしてポストオフィス。いや、オフィスはないので、ポストだけ(笑
普通のお家のドアもなんだかおとぎの国みたいですね。クリスマスの飾りが可愛い。
村中が、こんな感じの石造りになっていて、小さな小道がたくさんあります。
建物の壁の中にマリア像が飾られているのも、南フランスやスペインを思い出させます。
こちらはサントン人形という焼き物でできた人形で、プロヴァンス地方の特産品の一つです。これを使って、クリスマスのクレッシュ(キリストの生誕場面を再現した飾り)を作ったりします。
村観光は、まだまだ続きます。