讃岐うどん体験 その5銭形砂絵を見る
研修最終日の今日は、鶏肉の天ぷら、かきあげの天ぷらの実習を中心にやりました。
鶏肉の天ぷらは、海老天の代わりに最近、香川県で人気になっているようです。
鶏肉は、薄く切り開いて、塩、コショウを振っておきます。
てんぷら粉を水でといて、170度の油で長めにじっくり揚げます。
次は、かき揚げです。
かき揚げは、粉をたっぷりまぶした後に、少量のてんぷら粉を溶いて加えます。
かき揚げ用にはこれを使います。これで、丸いかき揚げができあがります。
かき揚げとお肉などをトッピングした暖かいかけうどん。
こちらも実食付きです。すでにお腹はパンパン。
研修の終了後は、地元の観光地に連れて行ってもらいました。
ここには、銭形砂絵といわれる巨大な砂で、寛永通宝(昔のお金)の形どった砂円があり、展望台の上から、この砂絵を見たものは、お金に不自由しない、健康で長生きができる、などと言われているそうです。
こちらが展望台の上から眺めた砂絵です。
かなり大きいです。ご利益があるといいなー。
さて、次に行ったのはこちら。
根が地上に盛り上がった珍しい松があるとか。
おおー、本当に根が上がってる!!
今にも歩き出しそうな感じですね。ロード・オブ・ザ・リングの歩く木を思い出してしまいました(笑
この後は、讃岐の有名なおうどん屋さんを周ります。
讃岐うどん体験 その4手打ちうどんと日帰り温泉
今日は、いよいよ手打ちうどんを作ります。
まずは、先生の見本です。
小麦粉と塩を溶かした水をボウルに入れて、手で混ぜ合わせます。
パラパラと全体がそぼろ状になるまでよく手で混ぜて、だんだんと混ざってきたら、練りだしてまとめていきます。
これくらいにまとまったら、丸めていきます。
綺麗に丸くなりました。この状態を団子といいます。
団子ができたら、ビニール袋に入れて、足踏みをします。
足踏みしたら、団子に整形してビニール袋に入れて寝かします(熟成)。
熟成の時間は、最低でも夏で1時間、冬は2,3時間おきます。
熟成が終わった団子を延ばしていきます。四つ角を出す角出しという延ばし方をして、四角形になるように延ばします。こうすることで、うどんを切るときの歩留まりと言われる半端な部分がなるべく少なくなるようにします。
だいぶ長方形になってきました。
形が整ったところで、後は生地自体をうすく延ばしていきます。
生地の厚いところから巻いていき、生地の厚さを3mmくらいになるまで延ばしていきます。
先生はさすが上手にトントンと転がしながら延ばしていきます。
3mmくらいの厚さになりました。
山形の屏風だたみにして、多めの打ち粉を振ります。
トントンとリズミカルにうどんを切っていきます。
先生は上手ですが、自分でやると揃えて切るのが難しいんです。
大きなお鍋で沸騰したお湯にうどんを入れて、10~15分の間でお好みの固さにゆでます。関東人は10分くらいで固めにゆでるのが好みですが、さぬきや九州では、14~15分と長めにゆでる傾向があるとか。
美味しそうにゆであがりました。
今日の試食は、カレーうどん。
これも美味しい♪
もう一つの試食は、なべ焼きうどんです。どちらもとても美味しかったです。
そしてお腹いっぱい。
研修後に観音寺にある琴弾廻廊という日帰り温泉に行ってみました。
観音寺の駅からは徒歩25分くらい。かなり歩きます。
財田川に夕日がかかって、とても綺麗です。
露天風呂からも夕日が見られるといいなーと期待しつつ歩きます。
琴弾回廊の温泉の入り口です。
入浴料は650円です。タオルを借りると200円です。
中にはお土産屋さんや食事処もあって、ゆっくりできます。
温泉の中は撮影できませんが、野天風呂にはヒノキ湯や寝湯などがあって癒されます。
残念ながら、露天風呂には、柵があって夕焼けが隠れてしまっていたので、海に沈む夕日は見ることができませんでしたが、とーってもいいお湯でゆっくり温まりました。
手打ちうどんの疲れも癒されました~!
讃岐うどん体験 その3 観音寺の居酒屋
今日の讃岐うどん研修のメインは、天ぷらの揚げ方です。
天ぷらは、ぶっかけや天ぷらうどん、ざるうどんの付け合わせの天盛りとしても、うどん屋さんでは欠かせない一品です。
いかに大きなエビ天をサクサク揚げるかというコツをたくさん教えて頂きました。
見てください。この大きな海老天!!
こちらは天ぷらの盛り合わせ。
実習の後は、実食です。揚げたてサクサクの天ぷらは、本当に美味しい♪♪
もちろん昨日、教えてもらったダシを使って、天つゆも作りました。
天ぷらでお腹いっぱいになったけれど、今度は、天ぷらうどんです。
やっぱり大きなエビ天ののったうどんは豪華ですね。
うどんもコシがあって美味しいし、だし汁と、天ぷらが混ざって、本当に美味しい。
この時点で、かなりお腹いっぱいなのに、次に出てきたのは、キツネうどん。
讃岐のきつねうどんは、揚げの味付けがかなり甘めでした。大きな油揚げがたっぷり1枚。これも美味しい。でもお腹はパンパン!!
最後には、ダシを使った炊き込みご飯までありました。
炭水化物ばかり食べるので、この研修だけで3,4キロも体重が増える人が多いそうです(怖い。。)
研修後はお腹がいっぱいでしたが、夜8時くらいになったら、少しお腹が空きました(笑。野菜も足りていないので、研修に参加していた方と近くの居酒屋に行ってみました。
こちらは、観音寺の地元で人気の居酒屋、時々(JIJI)です。
古民家風の造りで、ほっこりした感じ。なかなか店内はいい雰囲気です。
讃岐の地酒、飲み比べセットというのがありました。3杯で600円。
なかなかお得ですよね。
量もかなり多め。これはお得です!
一番、フルーティーで飲みやすかったのは、川鶴です。
綾鷹もスッキリとした飲み口で美味しい。
金陵は、少しクセのある辛口の飲み口。
どれもそれぞれとっても美味しかった~!
野菜不足だったので、サラダをたっぷり目に。
こちらはブリのかまの塩焼き。
そして炭火焼き鳥のセセリとぼんじり。
身がぷりぷりしていて、美味し~い。
明日はいよいよ、手打ちうどんに挑戦します。
香川で讃岐うどん体験 その2
讃岐うどん体験のために香川県に来ています。
今日から、讃岐うどんの体験研修に参加します。
宿泊先のホテルまでは、研修所が車で迎えに来てくれます。
研修所には、うどん屋さんを出店する予定の方々と一緒にうどんの体験研修をします。
まずは、讃岐うどんの歴史などを勉強します。
讃岐うどんは、讃岐の出身である弘法大師、空海が、806年に中国から持ち帰ったのがその始まりと言われているそうです。その後、江戸時代になって、西から石臼が入ってきて小麦粉の大量生産が可能になったことから、讃岐地方でもうどんが庶民の食べ物として発達したそうです。
うどん屋さんの店先にあるようなディスプレイが飾られています。
今日の研修内容は、だしの取り方です。
和食のだしには、下記の三種類もあるそうです。
①かつお節だけでだしをとる関東風
②昆布と雑節(サバやむろあじなど)とかつお節を使う関西風
③昆布、イリコ(煮干し)、雑節、かつお節のすべてを使うさぬき風
それぞれの出汁を飲ませてもらいましたが、やはりイリコが入ったさぬき風のダシが、味がしっかり出ていて一番うどんに合っているように思いました。
イリコは一番うま味の成分が多いそうです。
この日は、講師の先生方が打ったうどんを様々なメニューで試食させてもらいます。
まずはこちら。
讃岐うどんといえば、ぶっかけ。
海老の大きな天ぷらとシソの葉の天ぷらに、たっぷりのネギと大根おろし、すりおろしショウガをのせて、ぶっかけのだしをたっぷりかけて食べます。
うどんがモチモチしていて超美味しい~♪♪♪
そして、天ぷら~!!これがサックサックで本当に美味しい。うどんと天ぷらとレモンの酸味、それにダシが絡んで、サイコー!!です。
続いて、釜揚げうどん。
温かい釜茹でのうどんを、つけ汁と薬味(胡麻、ショウガ、ネギ)をたっぷり入れて食べます。これも美味しい!!
ただ、すでにここで二食分を食べているわけで、かなりお腹がいっぱいです。
さらに・・・。
温かいかけうどんです。
これはさぬきのしっかりしたダシが効いていて、温かい美味しいうどんです。
トッピングは、ワカメ、かまぼこ、ネギ、ショウガです。
もうお腹がはち切れそう。。
うどん研修一日目は、たくさんの美味しいうどんの試食で始まりました~!
香川で讃岐うどん体験 その1
今回、日本帰国で楽しみにしていたことの一つは、香川県で讃岐うどんの手打ち体験をするというものでした。美味しいうどんは海外ではなかなか食べられないので、自分で手打ちうどんが打てたらいいなーと思い、一週間の讃岐うどん研修に参加してきました。
新幹線で香川県に移動します。
新幹線の中では、崎陽軒のシウマイ弁当をお昼ごはんに♪
シウマイ弁当、素朴ですが、とっても美味しいです。昔からの大好物。
岡山駅に到着しました。
岡山駅構内では、棒天を売っていました。とっても美味しそうだったので、たこねぎ棒天を一つ買いました♪
岡山からは、特急で香川県に向かいます。
天気はそれほど良くなかったけれど、瀬戸大橋の眺めを楽しみながら。。
高松には、美味しい讃岐うどん屋さんがあるということで、ここ風月にやってきました。小さい店内なので、お昼時には必ず行列ができるそうですが、回転は早いようでした。
ここのメインはかしわ天という鶏肉の天ぷらを使った天ざるやぶっかけなどです。
天ざるには、普通はエビ天がついていますが、香川では鶏肉を使った鶏天、かしわ天が最近は人気だそうです。
私は、冷たいうどんが好きなので、かしわ天おろし700円を注文しました。
かしわ天が6個も入っています。このかしわ天が塩、コショウがしっかりついていて、とっても美味しい。もちろん本命のうどんも、讃岐うどんならではのコシとモチモチ感があって、とっても美味しいうどんでした。
うどんの後は、観音寺駅に到着しました~。
駅前周辺は特に何もない様子です。
明日からはうどん体験です。
京王プラザホテルの中華料理、南園で舌鼓♪
日本の外食産業のレベルは本当に世界一だと思います。
高いレストランはもちろん、ファミレスもあるし、激安店でもその味は保証付きです。
どの店でも接客サービスは高レベル。
だから日本に帰国した時は、外食するのも本当に楽しみ。
今回は、美味しい中華料理を食べたかったので、京王プラザホテルに入っている中華料理レストラン南園の平日ランチに行ってきました。
海外では、本当に美味しいと思えるような中華料理のレストランというのもあまり多くはありません。特に、アジア以外の国では、中華街はあるものの、ちょっと高級な中華料理レストランというのは、ほとんどないように感じます。
日本では、有名中華料理店や、ホテルの中華料理レストランでも平日限定のランチメニューなどは、かなりお得で美味しいセットが食べられますよね。
今日の南園ランチは、1800円(税込み)です。
まずは、小皿料理。
クラゲの和え物
チャーシューのはちみつ漬け
豆腐と野菜の和え物
ラッキョウの酢漬け
そしてメインは下記のうち一つを選びます。
①いかと玉子の黒豆味噌炒め
②鶏肉とカシューナッツの炒め
③麻婆豆腐
④酢豚
⑤海老と玉子のチリソース
さらに、500円プラスでもう一つメインを選ぶことができます。
今回は、三人いたので、麻婆豆腐、酢豚、海老と卵のチリソースをチョイスしました。
どれも絶品!!家庭で作るのとは一味違う本格的な中華の味を堪能しました。
さらに点心二品とコーンスープ。
そして、ご飯と搾菜のお漬物。
そしてデザートは杏仁豆腐です。
ゆったりとしたホテルで食べる中華料理のランチは、また格別でした。
ご馳走様でした~♪
信州の野沢菜お焼きのレシピ
実家で、信州のおやきを作ってみました。おやきは長野県の郷土料理で、小麦粉を伸ばした皮の中に、野菜やおかずの餡を入れて包み、焼いたものです。中身は信州の野沢菜を炒めたものや、切り干し大根、おから、カボチャの煮つけ、なす、きのこなど、家庭の味を入れて、いろいろな味が楽しめます。
信州おやきのレシピ♪
(材料10個分)
薄力粉 130g
強力粉 130g
ベーキングパウダー 小さじ2
塩ひとつまみ
砂糖 大さじ1強
熱湯 240ml
(作り方)
① 薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖をボウルに入れて泡だて器でよく混ぜる。
②熱湯を加えて箸で混ぜ、粉っぽさがなくなるまでよく手でこねる。
③ひとまとまりにし生地が乾かないようにラップやポリ袋に入れて、室温で1時間ほどねかせる。
④③の生地を十等分し、直径10センチくらいの円に伸ばして、野沢菜あんを包む。
⑤フライパンに油をひき、生地のとじ目を下にして2~3分焼く。焼き目がついたらフライパンに水100mlを入れて、中火で8分蒸し焼きにする。
⑥水がなくなったら弱火にし、白ごまを少しのせてひっくり返して中火で焼く。焼き目がついたら出来上がり。