12月のイギリスは、外は寒い上に、3時半には日が暮れてしまうので、お茶タイムはたっぷりあります。久しぶりに合った友達とゆっくり話をしたかったので、ソリフルのケーキ屋さんにきてみました。
イギリスのティータイム、といいながら、このお店はウィーンのケーキ屋さんのようですが、細かいことは気にしないことにします。
クリスマスシーズンというだけあって、クリスマスにちなんだケーキやお菓子がたくさん店頭に並んでいました。
スノーマンのカップケーキ♪ カワイイですね。
そしてこちらは、イギリスのクリスマスに欠かせないMince Pie(ミンスパイ)です。
タルト生地の中に、ドライフルーツたっぷりでつくった餡(これがミンス)を入れて焼き上げたもの。キリストの生誕をお祝いにきた東方の三博士が持って来た宝物のうちの一つ、没薬(もつやく)がこのパイの起源だそうです。
まずい、とか言う人もいますけど、私はこれ、意外に好きです。シンプルで美味しい。
そしてアーモンド・マジパン・フルーツ。これもイギリスの伝統的なお菓子らしいです。
こちらのショーケースの中は、上段がおなじみにスコーン。スコーンといってもいろいろ種類があります。そして、下段はフルーツのプチタルトやエクレアなど。
さらにトナカイの顔を模ったチョコレートケーキや、ダークチェリーのケーキなどもありました。
でも、なんていうか。。。
フランスのパティスリーを見慣れてると、やっぱりイギリスのケーキっていまいち美味しくなさそうに見えますね。作りもなんとなく雑な感じがします。
ということで、私はケーキはやめてスコーンとアールグレー紅茶を注文しました。
スコーンといえば、やっぱりイギリスですよね。ここはクロテッドクリームがなくて残念。濃い生クリームを泡立てたクロテッドクリームは、とても美味しいんです。
そして、ジャム。ん?なんだ、これ、ボンママン(→フランスのジャムメーカー)じゃん!なんだ、全然イギリスっぽくないね~。
などと言いながら、ティータイムの楽しいひと時を過ごしました。